Request For Proposalの頭文字をとって「RFP」という通称になっているのが提案依頼書である。RFPは企業や団体がシステム開発をITベンダーに依頼するさいに使う書類。RFPの内容は、実現したい戦略やビジネスモデルを明記したうえで、そのれを実現するために必要なシステムの概要や要件がまとめてある。RFPを作成すること自体がかなりの作業量であり、企業内だけではかなりむずかしい。そこでITコーディネータやIT系の中小企業診断士などが支援することが多い。現状分析やビジネスモデル構築およびシステム設計あたりのフェーズまでをITベンダーの力を借りずに作成する。
RFPを作成してITベンダーに提案を依頼して提案と見積をもらうという方法のメリットは、よいものを安く調達できるということである。とくに単なる数社合見積に比べ、格段に提案内容がよくなるのがよい。
システム開発に補助金が入る場合は、「ITベンダー選定」の公正さや妥当性が求められるため、RFPを使う例が多い。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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