ムーバブルタイプ(MovableType)

MovableType6.12なら専用のiosアプリでiPhoneから記事投稿が簡単にできるとのこと…しかしリッチテキスト化にはなっていなかった

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mt6のios専用アプリ当ブログはMovableType6proを利用している。現在の最新バージョンは6.12で本日、当ブログシステムもバージョンアップした。このMovableType6.12からiPhoneのアプリでも記事操作ができる。早速、iPhoneのAPPStoreから「Movable Type for iOS」をインストールして使ってみた。
ここでいきなりつまったのが「エンドポイント」。エンドポイントとはDATAapiを使ってログインするさいのURLであるが、説明がなく唐突にでてくるのでとまどってしまう。たんにログインURLだけを書いてもエラーになるし「mt.cgi」でも「mt-xmlrpc.cgi」でもだめ。調べてみるとMTログインURL+「mt-data-api.cgi」ということだった。

Movable Type for iOSのログイン画面で入力する3項目

ユーザー名 Movable Type の管理画面にサインインするユーザー名と同じユーザー名を入力します

パスワード Movable Type の管理画面にサインインするパスワードと同じパスワードを入力します

エンドポイント Data API スクリプトの URL を指定します。
Data API のスクリプト名を変更していない場合は、mt.cgi へのアクセスと同じ URL で、mt.cgi を mt-data-api.cgi にします。(例:http(s)://example.com/mt/mt-data-api.cgi です

http://www.movabletype.jp/documentation/mtios/help/sign-in.htmlより引用

とにかくこれでログインできた。

mt-for-ios.jpg

Movable Type for iOSの使用感

Movable Type for iOSを使ってみたところ、iPhone6用に最適化されたというだけあって文字の大きさや操作感は悪くない。ちょっと画面遷移でもたつく感じが気になるが我慢できないほどではない。

mt-for-iosriyou.jpg

ただし、一番期待していた「リッチテキスト編集」はできなかった。これまでiPhoneで編集するときはサファリでログインして使っていたが、そのさいの不満点はリッチテキスト編集ができなかったことである。残念ながら今回のアプリでもその点は解消されていなかった。

mt-for-iosとサファリの比較

左がサファリでログインした管理画面、右がmt-for-iosの画面

この状況ならば、あえてアプリを使う必要性はあまりない。むしろ投稿するさいに画面遷移が増える分ストレスになりそうである。結局、このアプリはしばらく使用をみあわせ、今後のバージョンアップの様子を見ることとした。