本日はJA石川教育センターで第6回農業経営指導者研修会が開催され、「農業経営戦略立案の手法」というテーマで終日研修会の講師をさせていただいた。この研修会は合計7回のカリキュラムが組まれており、農業者への指導を担当する方々を対象に、農業経営や金融財務作業安全など総合的な研修を行なう。昨年から農業経営コンサルティングに関する必要性から遠田が農業経営戦略立案に関する研修を担当することとなった。今年も約30名の多数の参加があり熱心に受講されていた。
今日の研修会の内容は、BSC(バランス・スコアカード)を使った経営戦略立案のケーススタディである。ひととおり座学で知識習得をしていただいたあと、食関係の事例企業を使った戦略立案を行なってみるというものだ。ワーク時間が短かったため、SWOT分析とTOWS分析という2枚のシートを作成するワークと発表を行なった。
農業経営指導者研修会
農業経営指導者研修会のテキストはしっかりとした印刷製本がされている。
事例企業のビデオを見る
少人数のグループにわかれSWOT分析のワークを実施
SWOT分析ワーク中の様子
SWOT分析とは経営戦略立案の現状分析フェーズで使われる分析ツール。企業の全体的な評価を強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)と いう4つの象限に分けて検討すること。
SWOTは、強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威 (Threat)の頭文字S・W・O・Tをつなげたもの。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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