石川県の六次産業化は「いしかわ農業総合支援機構」が窓口となって強力に推進している。石川県の六次産業化プランナーは現在7名おり、遠田幹雄はその1人である。六次産業化プランナーは農業者の経営課題解決のための相談役であり、実情に応じて農業者のもとに派遣されることがある。
本日は、いしかわ農業総合支援機構の担当の方とともに、野々市市の株式会社林農産の実店舗兼事務所に訪問した。林農産は水稲を軸に土地利用型農業を展開している農業法人である。そのビジネスモデルの特徴は「加工と直販」だ。自分たちが栽培したもち米を餅に加工し販売しており、米もほとんどが一般消費者へのダイレクト販売である。また、「23世紀型お笑い系百姓」を自ら名乗っており、そのユニークさから楽しい農業者として話題になることも多い。
六次産業化プランナーとして訪問
林農産は23世紀型お笑い系農業を実践している
林農産の林社長は、金沢美大出身でアートやマーケティングの造詣が深い。林社長自身が農業関係者対象に講演を何度もこなすほどの実力者である。遠田があえてアドバイスする必要はないくらいだ。
しかし、数年前に子息が後継者として就農してからは、「組織としての学習」を強く意識しているようである。今回の派遣はそのような意図もあるのではないだろうか。WEBマーケティングを中心に意見交換した。
※今回は林社長から掲載許可を得らえたので写真と記事を公開した。
名称:株式会社 林農産
代表取締役:林 浩陽
〒921-8833 石川県野々市市藤平160番地
電話:076-246-1241、FAX:076-246-3113
設立:昭和63年4月1日
資本金:1000万円
業務内容:米、大豆の生産、農作業請負、餅加工販売、味噌加工販売
企業サイト http://www.hayashisanchi.co.jp/
ネットショップ http://shop.hayashisanchi.co.jp/(お米やかきもちの通販)
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
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