Googleは検索順位決定に重要なアルゴリズムとしてRankBrain(ランク・ブレイン)というアルゴリズムを使っていることを明らかにしている。これまで、Googleの検索順位決定に重大な影響をおよぼす項目は、「トピック(文章)」と「被リンク」の2つだと推測されていた。今回は、Googleの担当者自身から、検索順位決定には3つの重要項目があるという発表があり、その3つが明らかになった。その検索順決定に重要な3項目とは、「コンテンツ」「リンク」「RankBrain(ランク・ブレイン)」だった。
「コンテンツ」は「トピック(文章)」とほぼ同義と考えてもいいだろうし、「リンク」も想定通り。3つめのRankBrain(ランク・ブレイン)だけは初耳だったが、どうやらGoogleが開発した人工知能で、機械学習をすることにより進化を続けているようである。
RankBrain(ランク・ブレイン)は検索クエリーを処理しているらしい。
以下はhttp://www.seojapan.com/blog/meet-rankbrain-google-search-resultsより引用
RankBrainは大量の(文章による)言語を、コンピューターが理解することができる、ベクター(vectors)と呼ばれる機械的なエンティティへと組み込むことに、人工知能を使用している。RankBrainが馴染みのない言葉やフレーズを見つけた場合、その言葉の意味に近いフレーズなどを推測し、それに従って検索結果をフィルタリングする。これにより、今まで見たことのない検索クエリ、への対処をより効果的に行うことができるのだ。
上記の記事内には、Googleの検索エンジンがトップに表示するであろうページを選択するという実験を行った結果も紹介している。 人間による推測は70%の正答率で、RankBrainは80%の正答率だったという。今後、ますます磨かれていくのだろう。
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