今週からSSL運用に変えた「tohdamikio.com」について経過を見ているところだが、本日GoogleAnalyticsにメッセージが表示された。「重複したホスト名からデータを受け取っています。」という警告である。詳細を見ると、「tohdamikio.com」と「www.tohdamikio.com」の2つのホスト情報でアクセス解析に記録されているということである。「wwwの有無」の表示が混在していることが原因である。このまま放置するとSEO的にはマイナスになるので、対策が必要だ。考えられる2つの解決方法は、1.htaccessでリダイレクト、2.Analyticsのフィルタ設定である。今回はまずフィルタ設定を実施することとした。
重複したホスト名という問題を認識する
まず、この問題をきちんと認識しておくことである。Analyticsの警告メッセージは以下のとおりである。
プロパティ「dm2.co.jp」は、重複したホスト名からデータを受け取っています(重複したホスト名の例:
- tohdamikio.com
- www.tohdamikio.com
)。重複したホスト名はレポートでは別々の行としてカウントされるため、別のホスト名からサイト上の同じページに移動するヒットは複数の行に分割されます。データが複数の行に分けられる結果、特定ページへのトラフィックは実際よりも少なく表示されます。
この問題を回避するには、重複したホスト名から別のホスト名へ 301 リダイレクトを設定するか、ホスト名を検索してフィルタを使って「www.」を削除してください。
Google Tag Assistant Recordings を使用すると、リダイレクトが適切に設定されているかや、フィルタが想定どおり機能しているかを確認できます。
※太字のところが解決方法である。(太字にしたのは遠田です)
実は、301リダイレクトの設定に関しては今週初めに試行していた。当初うまくいったようにみえたのだが、1時間ほどしてからエラーが頻発しだしたので、301リダイレクトの処置は中止した。
【解決方法1】301リダイレクトにより、wwwありからなしへのリダイレクト
http://wwwからhttps://へのリダイレクトは「.htaccess」に以下の3行を追加した。
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.
RewriteRule ^(.*)$ /$1 [R=301,L]
しかし、この設定では表示が安定せず、エラーになることが多かった。
原因はわからない。この「.htaccess」はMovableTypeのテンプレートで生成しているが、この3行を挿入するまでは問題なかった。
ひょっとしたら、さくらインターネットのSSL表示ではポート番号が変更されていたりするので、そのことがなんらかの要因になっているかもしれない。結局、この「.htaccess」では安定した表示ができないのでこの方法は見送ることにした。
【解決方法2】Analyticsのフィルタ設定によりwwwの重複記録をなくす
フィルタ名:「wwwなしに設定」とした→ここは自分がわかればどのような名前にしてもよい
フィルタの種類:「カスタム」→「検索と置換」を選択
フィルタ フィールド: 「ホスト名」を選択する
検索文字列: 「^www.」と入力する
置換後の文字列: 空白のままにする
これで設定を保存する。
そもそもこの問題は、アクセス解析上の問題なので、アクセス解析の記録データをフィルタで修正するこの方法が適していると考えられる。
しばらく、このまま様子をみることとする。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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