北陸新幹線

北陸新幹線の影響でストロー現象はおきたかどうか?今のところ首都圏から北陸への流入のほうが多そうだ

この記事は約1分で読めます。

北陸新幹線の影響でストロー現象はおきたかどうか北陸新幹線が開業した2015年に北陸の観光ビジネスは大きく変化した。首都圏から石川県や富山県に観光で来県する数が倍増したのではないかと思えるくらい増加している。観光だけでなくビジネスなどを含んだトータルでも3割以上は伸びている。(出典http://dentsu-ho.com/articles/4036)
そんな中で気になっていたのはストロー現象である。ストロー現象とは、地方と都市部の交通の便がよくなることで、地方の人が都市部に移動してしまうことである。地方の人口が都市部へと移動する様相が、ストローで吸い寄せられるようなことからついた名前だ。はたして北陸ではストロー現象は起きているのかどうか?

▼北陸のストロー現象の有無(出典http://dentsu-ho.com/articles/4036)

toyamaishikawasw.jpg

上記のグラフを見ると、ストロー現象はまだ起きていないようである。むしろ、都市部から北陸への定住人口が増加していることがわかる。北陸新幹線効果で北陸に支店や営業所を新設するということが増えているが、そのことからこのような逆転現象が起きたのかもしれない。しかし、ストロー効果はこれから起きるのかもしれない。

今後、どのように推移するのか注目していきたい数値である。