経営環境は日々刻々と変化していく。数年前までは秀逸なビジネスモデルだっとのに、現在は陳腐化が進み、数年後には賞味期限切れになってしまいそうなビジネスモデルになっていることがある。ビジネスモデルは数年ごとに見直すのがよい。ちょうど今年は4年に一度のオリンピックイヤーなので、自社の戦略やビジネスモデルを見直すいいタイミングかもしれない。
その手法としては、SWOT分析が有効だ。SWOT分析は戦略分析手法としては定番なので、すでに過去やったことがあるとか、何度もやっている、などと考える経営者も多いだろう。ここで視点を少し変えて、従業員(写真やパート・アルバイトを含む)を巻き込んでSWOT分析をやってみてはどうだろう。
社員やパート・アルバイトを含め10名程度なら、全員でSWOT分析を行うとよい。2、3チームにわけてグループディスカッションを行い、その成果を発表しあう。経営者としては、眼から鱗のような思わぬ発見があったりするものだ。このようなSWOT分析は社内のコミュニケーションにも有効である。
このSWOT分析は、練習と称しケーススタディとして行ったもので自社のものではない。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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