千里浜の砂浜で見つけた標識は「川あり」。そして「段差注意」という小さな標識もついていた。海の中に「川あり」とは、なんとも不思議な標識だった。
千里浜(ちりはま)は砂粒が小さいため、クルマで波打ち際を走ることが可能。そのため砂浜のあちこちに標識がある。「川あり」の標識も当初は砂浜にあった。砂浜にあった標識が海に浸かっているのは「海岸浸食」が原因だ。ここ数年「海岸浸食」により急激に砂が減少している。
北國新聞に「やせる千里浜海岸」という記事があった。10年で25メートルも砂浜後退しているという。(以下、一部引用)
やせる千里浜海岸 浸食加速、10年で25メートル後退
車が波打ち際を走行できることで知られる国内有数の海水浴場「千里浜なぎさドライブウェイ」の海岸浸食が止まらない。今年は特に浸食が激しく、今浜(押水町)の砂浜の幅は昨年の半分の二十メートル程度。浸食のメカニズムが依然明らかにならず、有効な対策が打ち出せない中、沿岸市町や浜茶屋組合の関係者らから貴重な資源である渚の消失を懸念する声が上がっている。
県河川課によると、海岸は前進と後退を繰り返すものの、千里浜ではここ十年、後退が目立つ。建設省(現国土交通省)金沢工事事務所の二〇〇〇年の調査では、一部地点が十年で約二十五メートル後退したことが確認された。
(http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20040803003.htmより一部引用)
なお、遠田は、砂浜の後退とともに自分の前髪の後退も心配。対策は…今のところなし。(^^;
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