GoogleChrome(グーグルクローム)でWEB閲覧するとアドレスバーの左横に「保護された通信」や「保護されていません」という表示がされるようになっている。「保護された通信」と表示されるのはSSL対応がされているhttpsから始まるWEBサイトのページである。一方、非SSLのhttp(httpsのsが無い)から始まるWEBサイトは注意マークが表示される。しかし、ログインの窓があるページになると「保護されていません」という強い警戒の表示になる。このことがサーチコンソールからの情報でもわかった。
▼グーグルサーチコンソールで警告が表示された画面
上記の画面で表示されているURLは当社で管理している独自ドメインのひとつだが、ここ数年メンテナンスをしていないのでなんらかの対応が必要な状況である。
また、この警告文には
長期的には、非暗号化プロトコルである HTTP で配信されるすべてのページを「安全でない」と明示することを計画しており、この新しい警告はその第一段階です。
という明記がる。
つまり、https対応をしないWEBサイトはいずれすべてのページで「保護されていません」という表示がされるようになるということである。
今後、すべてのWEBサイトはhttps対応が必須になったということである。
HTTPS とは
Googleのヘルプに「httpsでサイトを保護する」という情報ページがある。そのページに「httpsとは」という解説がある。
以下https://support.google.com/webmasters/answer/6073543からの引用
HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)は、ユーザーのパソコンとサイトの間で送受信されるデータの完全性と機密性を確保できるインターネット接続プロトコルです。ユーザーはウェブサイトにアクセスするとき、安全でプライベートにオンラインを利用していると考えています。サイトのコンテンツに関係なく、ユーザーによるウェブサイトへの接続を保護するために、HTTPS を採用することをおすすめします。
HTTPS で送信されたデータは、トランスポート レイヤ セキュリティ(TLS)プロトコルで保護されます。このプロトコルでは主に 3 つの保護レイヤを提供します。
- 暗号化 – 通信データの暗号化によって、盗聴から保護されます。つまり、ユーザーがウェブサイトを閲覧している間、誰かがそのやり取りを「聞き取る」こと、複数ページにわたるユーザーの操作を追跡すること、情報を盗むことはいずれも阻止されます。
- データの完全性 – データの転送中に、意図的かどうかを問わず、データの改ざんや破壊が検出されずに行われることはありません。
- 認証 – ユーザーが意図したウェブサイトと通信していることが保証されます。中間者攻撃から保護され、ユーザーの信頼を得て、ビジネス上の他の利益につなげることができます。
対応策についてもGoogleは提示している。主なものは、
堅固なセキュリティ証明書を使用する
サーバー側の 301 リダイレクトを使用する
HTTPS ページを Google がクロール、インデックス登録できるかどうか確認する
HSTS をサポートする
などである。
詳しくは
https://support.google.com/webmasters/answer/6073543
をご覧ください。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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