ワードプレス(WordPress)

北陸の蕎麦食べ歩きサイトを常時SSLに移行、ドメイン名もサブドメイン運用をやめ「sindan.org」とした

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sobasindanssl.jpg遠田は「北陸の蕎麦食べ歩き」というブログサイトを運営している。本日ラピッドSSLを契約し常時SSLでの運用となった。そのさいにドメイン名のサブドメイン運用をやめ「https://sindan.org/」に移転した。
さくらインターネットではこれまで何度もWordPressのSSL化を行っているが、今回はいくつかのトラブルでSSL化に時間がかかった。課題だったのは、「グーグルマップの表示のプラグイン設定」と「wp-config.php」のカスタマイズ方法だった。

さくらインターネットで常時SSL運用するさいの注意点

さくらインターネットでWordPressをSSL対応にするためには「wp-config.php」と「.htaccess」のカスタマイズが必須である。詳細はhttps://dm2.co.jp/2017/01/sslwordpres.htmlにて解説。

今回は「wp-config.php」のカスタマイズ方法で、挿入位置の違いでのエラーが発生していた。

SSL化のための部分を挿入する場所は一番下だと一部のcssなどがうまくhttps化にならなかった。
挿入場所は
/* 編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。 */
という部分の下にするとうまくいった。

wpconfigsounyu.jpg

「wp-config.php」の内容(一部伏せ字にしてあります)

<?php
/**
* The base configurations of the WordPress.
*
* このファイルは、MySQL、テーブル接頭辞、秘密鍵、言語、ABSPATH の設定を含みます。
* より詳しい情報は {@link http://wpdocs.sourceforge.jp/wp-config.php_%E3%81%AE%E7%B7%A8%E9%9B%86
* wp-config.php の編集} を参照してください。MySQL の設定情報はホスティング先より入手できます。
*
* このファイルはインストール時に wp-config.php 作成ウィザードが利用します。
* ウィザードを介さず、このファイルを “wp-config.php” という名前でコピーして直接編集し値を
* 入力してもかまいません。
*
* @package WordPress
*/

// 注意:
// Windows の “メモ帳” でこのファイルを編集しないでください !
// 問題なく使えるテキストエディタ
// (http://wpdocs.sourceforge.jp/Codex:%E8%AB%87%E8%A9%B1%E5%AE%A4 参照)
// を使用し、必ず UTF-8 の BOM なし (UTF-8N) で保存してください。

// ** MySQL 設定 – こちらの情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
//define(‘WP_CACHE’, true); //Added by WP-Cache Manager
define( ‘WPCACHEHOME’, ‘/home/*****/www/sindanorg/****/wp-content/plugins/wp-super-cache/’ ); //Added by WP-Cache Manager
define(‘DB_NAME’, ‘*****_*****’);

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define(‘DB_USER’, ‘*****’);

/** MySQL データベースのパスワード */
define(‘DB_PASSWORD’, ‘**********’);

/** MySQL のホスト名 */
define(‘DB_HOST’, ‘*****mysql*****.db.sakura.ne.jp’);

/** データベースのテーブルを作成する際のデータベースのキャラクターセット */
define(‘DB_CHARSET’, ‘utf8’);

/** データベースの照合順序 (ほとんどの場合変更する必要はありません) */
define(‘DB_COLLATE’, ”);

/**#@+
* 認証用ユニークキー
*
* それぞれを異なるユニーク (一意) な文字列に変更してください。
* {@link https://api.wordpress.org/secret-key/1.1/salt/ WordPress.org の秘密鍵サービス} で自動生成することもできます。
* 後でいつでも変更して、既存のすべての cookie を無効にできます。これにより、すべてのユーザーを強制的に再ログインさせることになります。
*
* @since 2.6.0
*/
define(‘AUTH_KEY’, ‘put your unique phrase here’);
define(‘SECURE_AUTH_KEY’, ‘put your unique phrase here’);
define(‘LOGGED_IN_KEY’, ‘put your unique phrase here’);
define(‘NONCE_KEY’, ‘put your unique phrase here’);
define(‘AUTH_SALT’, ‘put your unique phrase here’);
define(‘SECURE_AUTH_SALT’, ‘put your unique phrase here’);
define(‘LOGGED_IN_SALT’, ‘put your unique phrase here’);
define(‘NONCE_SALT’, ‘put your unique phrase here’);

/**#@-*/

/**
* WordPress データベーステーブルの接頭辞
*
* それぞれにユニーク (一意) な接頭辞を与えることで一つのデータベースに複数の WordPress を
* インストールすることができます。半角英数字と下線のみを使用してください。
*/
$table_prefix = ‘wp*******4’;

/**
* ローカル言語 – このパッケージでは初期値として ‘ja’ (日本語 UTF-8) が設定されています。
*
* WordPress のローカル言語を設定します。設定した言語に対応する MO ファイルが
* wp-content/languages にインストールされている必要があります。例えば de_DE.mo を
* wp-content/languages にインストールし WPLANG を ‘de_DE’ に設定することでドイツ語がサポートされます。
*/
define(‘WPLANG’, ‘ja’);

/**
* 開発者へ: WordPress デバッグモード
*
* この値を true にすると、開発中に注意 (notice) を表示します。
* テーマおよびプラグインの開発者には、その開発環境においてこの WP_DEBUG を使用することを強く推奨します。
*/
define(‘WP_DEBUG’, false);

/* 編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。 */

if( isset($_SERVER[‘HTTP_X_SAKURA_FORWARDED_FOR’]) ) {
$_SERVER[‘HTTPS’] = ‘on’;
$_ENV[‘HTTPS’] = ‘on’;
$_SERVER[‘HTTP_HOST’] = ‘sindan.org’;
$_SERVER[‘SERVER_NAME’] = ‘sindan.org’;
$_ENV[‘HTTP_HOST’] = ‘sindan.org’;
$_ENV[‘SERVER_NAME’] = ‘sindan.org’;
}

/** Absolute path to the WordPress directory. */
if ( !defined(‘ABSPATH’) )
define(‘ABSPATH’, dirname(__FILE__) . ‘/’);

/** Sets up WordPress vars and included files. */
require_once(ABSPATH . ‘wp-settings.php’);

グーグルマップが表示できなくなったことの対応

北陸の蕎麦食べ歩きでは蕎麦屋の紹介をしており、その際に地図はグーグルマップを表示している。
MapPress Easy Google Mapsというアプリだったが、https化したとたんに地図部分が表示できなくなった。原因はこれまでサブドメイン運用だったのがメインドメイン運用に変わったため、地図を表示するドメイン認証がうまくいかなくなったことだと思われる。そこで、Googleマップを表示するためのAPIを取得しなおした。

グーグルマップAPIのエラーについて
https://developers.google.com/maps/documentation/javascript/error-messages#checking-errors

GoogleのAPIマネージャにログインし、新規の認証情報を取得しAPIキーを発行した。

googlemappginapi.jpg

このAPIキーをMapPress Easy Google Maps内のAPIキー記入欄に挿入する。
今回はこれまでのAPIを削除し、新しく取得したものに入れ替えた。