大事なメールが迷惑メールに振り分けられることがある。とくにGmailで受信する場合は注意が必要だ。Gmailは迷惑メールのフィルタが強力で、たいていのスパムメールは迷惑メールだと判定してくれる。一方で、大事なメールも迷惑メールだと判定され、きちんと受信できないことがある。ときどきは迷惑メールフォルダをチェックしたほうがいいだろう。
さて、大事なメールが迷惑メールとして判定されてしまうのはなぜだろう?Googleのヘルプに「自動で迷惑メールのマークが付く理由」という説明があるので見てみよう。
▼迷惑メールに振り分けられたメールの例
この方からメールをもらったのは始めてであるが、知らない人ではない。面識もあり、メールが送られてくる必然性もある。では、なぜ迷惑メールとして判定されてしまったのか?
自動で迷惑メールのマークが付く理由
Googleのヘルプに「自動で迷惑メールのマークが付く理由」という解説ページがある。
https://support.google.com/mail/answer/1366858
以下はその引用
Gmail は迷惑メールや不審なメールを自動的に判断して迷惑メールのマークを付けます。[迷惑メール] ラベルを開くと、手動または自動で迷惑メールのマークが付いたメールが表示されます。各メールの上部にはラベルが付き、[迷惑メール] に振り分けられた理由が記載されています
項目としては、
・メールアドレスのなりすまし
・フィッシング詐欺
・未確認の送信者からのメール
・管理者が設定したポリシー
・特定の送信者からのメールのブロック
・内容が空のメール
・手動で迷惑メールに振り分けたメール
があげられている。
上記の例の場合は「****@****.comから送信されたものでない可能性があります」と表示されているので、「なりすまし」の恐れがあるため迷惑メール判定されたようである。
この警告の概要
メールアドレスが既存の送信者のメールアドレスに似ています。たとえば、メールアドレスのアルファベット「O」が数字の「0」になっている場合がこれに該当します。この警告が表示された場合
メールアドレスが正しいことを確認するまで、メールに返信したり、リンクを開いたりしないでください。なりすましメールに気づき、そのメールに警告マークが付いていない場合は、迷惑メールとして報告してください。
実際にどうだったのかは本人に確認しないとわからないが、送信者が送信したメールソフト等で設定してある送信元のメールアドレスと違うアドレスのアカウントを送信元に記述してあったのかもしれない。ビジネスでは複数のメールを使う分けることがあり、このようなことはこれまでも行われてきた。しかし、この行為は送信元詐称になるので迷惑メールに判定されやすい。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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