全景が主催するAIセミナー1回めに参加した。遠田はIT系の開発には携わっておらず、エンジニアでもないが、今回のセミナー対象が「エンジニアではない非専門家の方」となっていたので場違いかもしれないと思いながらも好奇心のほうが強かったので参加を決めた。
説明を聴くと、これからの5回のセミナーはかなり実践的である。実際に自分でノートPCを持ち込んで、課題にチャレンジしていくことで学んでいくスタイルだ。次回は、犬と猫の画像を用意して、AIでこれは犬か猫かを判定させるという取り組みを実際にやってみるということだ。
全景が主催するAIセミナー
セミナー1回めは無料
▼当日のスライドの一部
当日のスライドはスライドシェアで公開されている。
https://www.slideshare.net/KengoIchiki/zenkei-ai-104231105
▼当日のセミナーの様子(スライドと音声)
全般を通じて、講師の市來 健吾氏が訴えているのは、「AIをともに学んでいく仲間づくり」であり「AIについて自由に意見交換できるコミュニティ」を金沢に作りたいということのようであった。
飲み会の企画もあるようだ。AIを学びたいすばらしい人たちと仲良くなるいいチャンスである。
若くて優秀なエンジニアだちも多数参加するだろうし、ついていけるかどうか不安はあるが、有料セミナーにも参加するつもりである。
このAIセミナーは、今回の無料セミナーを第1回めとカウントして、第6回まで予定されている。
次回以降のAIセミナーの予定
第2回「初めてのディープラーニング~画像の分類~」
開催日時:2018年8月1日(水) 18時30分~21時 ※18時15分開場
会場:ITビジネスプラザ武蔵 5階 研修室2
※第2回以降は会場が「研修室2」となります。お気をつけください。
持ち物:ご自身でお使いのノートパソコン
参加費:1回につき、3万円(税別) ※全5回通しのみでの受付です。
[第3回以降の内容]
第3回(9月5日)「ディープラーニングの中身 ~全天周画像の分類~」
第4回(10月3日)「ディープラーニングによる画像の理解 ~オブジェクト認識~」
第5回(11月7日)「ディープラーニングによる画像処理 ~超解像~」
第6回(12月5日)「ディープラーニングによるサービス開発 ~VRコンテンツの自動作成~」
キュウリ農家のAI活用の事例
キュウリ農家が自作のAIシステムでキュウリの選別に効果を発揮しているというニュースもある。
上記の画像は
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1803/12/news035.html
からの引用である。
実は、AI活用は農業分野への応用がかなり効果的なのではないかと感じている。例えば、金沢ではブランド野菜となっているさつまいもの五郎島金時の分別にAIを活用できないだろうか。五郎島金時は等級とサイズによって30種類以上に細分化されているのがブランドの強みである。しかし、あまりにも細分化されすぎたため、この細分化作業は熟練農家の目利きに頼らざるを得ない。後継者となる若手農家はこの細分化作業を習得できずに問題になっている。あまりに複雑過ぎて、現状のセンサーやコンピュータシステムでは分類が困難ということも問題である。
五郎島金時の細分化をAIで行うようにできれば、産地の生産性向上におおいに役に立つはずである。このような課題も意識してAIについて学んでみたいと考えている。
エンドユーザーAI時代の到来
平成初期は一般ユーザーがパソコンを使いだした。いわゆるエンドユーザーコンピューティング(EUC)の始まりである。いまやEUCという言葉は使わないが、誰でもスマホやPCなどのコンピュータを手軽に使う時代である。グーグルがAI(ディープ・ラーニング)のフリーソフトを公開してから一気にAI熱が加速している。
これからエンドユーザーAI(EUAI)の時代が訪れるという予感がしてならない。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
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