外食業界はここ数年売上は微増で推移。しかし、アルコール類を提供する居酒屋パブレストランでは大きく売上が減少している。原因は消費者のアルコール離れと食ビジネスの構造変化だろう。ちょい飲みをしたい層には、居酒屋は単価が高すぎると感じられているようである。だから、コンビニのイートインコーナーが居酒屋になる可能性がある。焼鳥など惣菜や乾き物などと缶ビールを飲むというシーンが想定できる。客単価1000円強程度で楽しめ、居酒屋に行く回数が減りそうだという予想である。その予想は、当たるかもしれない。
いよいよ、セブンイレブンが生ビール販売を開始するからである。
コンビニが居酒屋になる日
「ちょい生」Sを一杯百円で販売
セブンイレブンの生ビール販売は7月17日(火)から。
https://twitter.com/tohdamikio/status/1018103264980553728
上記はツイッターで見つけた写真に遠田がツイートしたもの。
「ちょい生」というネーミングも秀逸だ。Sなら1杯百円(税別93円)、Mで190円(税別176円)という価格設定もにくい。キリン一番搾りのビアサーバが設置されるのはまだ東京都内の一部の店舗に限定されるようだが、いずれ全国に広がるだろう。
コンビニのイートインコーナーが24時間営業の居酒屋に?
これでコンビニのイートインコーナーが24時間営業の居酒屋になりそうだ。とくに夏場はコンビニ店頭がビアガーデンのようになってしまうかもしれない。百円コーヒーで一世風靡したように、ビールを飲むシーンがかなり変わるかもしれない。
居酒屋(パブレストラン)の売上は中長期的に減少
以下は、今年1月の記事より
飲食サービスは7年間で微増だが、居酒屋(パブレストラン)だけが大きく落ち込んでいる
詳細は経済産業省のホームページをご覧ください。
「ちょい生」中止
【追記】
今回の「ちょい生」は事前にSNSなどでの反響が大きすぎて、「テストマーケティングできなくなった」との理由で販売中止になった。ニーズは相当あったはずなので、仕切り直して開始となるのか、もうしばらく様子見になるのか、これからの経緯に注目である。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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