金沢せりといえば加賀野菜のひとつ。伝統的な野菜である。しかし、今や金沢せりを生産する農家はたったの数軒しかなくなってしまった。味もよく品質もよいのに売れなくなってしまったからである。その原因はなんなのか?
金沢で「せり」といえば正月のおせちにつかう食材になってしまった。その時期は人気になるが、正月以外は食べる機会がほとんどないのではないだろうか。しかし、せりの栽培期間は長く出荷も12月から4月くらいまで可能である。
その「金沢せり」がおにぎりになって気軽に食べられるようになる。金沢駅百番街「あんと」にある米心直売店おこめキッチンで4月限定で販売することになった。金沢のせり復活になるか期待したい。
なお、この取組の背景にあるのは、ひとりの大学生の活躍である。それは、近江町市場にある株式会社松本でインターンシップとして農家プロジェクトに取り組んでいた濱本彩佳(上の写真)さん。
濱本さんは農家のヒアリング調査を行うなかで、金沢市諸江のせり農家の事情を知り、なんとか現状を打開できないかと強く思い商品開発や販路などがないかと熱心に思索を巡らせた。その思いに株式会社松本の松本社長が応えるかたちで今回のコラボが実現した。
https://matumoto.co.jp/noukapj/2701.htmlより引用
「せり」は鍋料理に使うのがトレンドになっている。仙台で大人気の「セリ鍋」はたった一人の農家と飲食店の取り組みからブレイクしたと言われている。そしてそのきっかけになったのは山形県で有名なイタリアン・レストラン「アル・ケッチァーノ」シェフの奥田政行の発言。「宮城県名取にすごいせりがある」と言われたのが仙台の南にある名取市のせり農家・三浦隆弘さんの育てたせりだった。
ここのセリを口に入れた瞬間、シャキシャキという歯ざわりと、さわやかな香りが口いっぱいに広がります。そしてセリの根っこに行くにしたがって甘みが出てくるのです。「世の中にはこんなに美味しい野菜があったんだ」という感動を味わえるといいます。
https://matumoto.co.jp/noukapj/2564.htmlより引用
金沢のせりもこの取組から大復活を遂げるかもしれない。そんな期待を感じさせる。
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