MT3.2のデータベースをバークレイ(BarkeleyDB)からSQLiteに変更した。再構築エラーが無くなり快適になった。MT3.2とバークレイ(BarkeleyDB)の組み合わせにはバグがあるなどトラブルが多く、これまでよく再構築エラーに泣かされていた。
なお、変更したのはココログではなく診断士ブログやドモドモコーポレーションのホームページなどのほうだ。
変更の手順は以下の(続きを読む)のとおり。
BarkeleyDBからSQLiteへの変更手順は以下のとおり。
前提はMovable Type3.2がインストールされており
データベースはBarkeleyDBを使っているものとする。
ここで
http://www.**MT3.2がインストールされているURL**/mt-config.cgi
のmt-config.cgiを修正する。
まずは現状の「mt-config.cgi」を「mt-configold.cgi」などと
バックアップをとってから作業すること。
念のため
http://www.**MT3.2がインストールされているURL**/db/
の中身のデータベースもダウンロードしてバックアップしておくのがよい。
ここから作業開始。
「mt-config.cgi」を開き、63行目、64行目のコメントを下記のように外す。
(先頭に#がついている行はコメントとして扱われる)
# ObjectDriver DBI::sqlite
# Database /path/to/sqlite/database/file
↓
ObjectDriver DBI::sqlite
Database /path/to/sqlite/database/file
その後、64行目を以下のように書き換える。
Database /path/to/sqlite/database/file
↓
Database ./db/mtdb
つまり
# ObjectDriver DBI::sqlite
# Database /path/to/sqlite/database/file
↓
ObjectDriver DBI::sqlite
Database ./db/mtdb
と変更することとなる
ここで保存した「mt-config.cgi」をアップロードする。
そして「mt-db2sql.cgi」を実行。
実行アドレスは
http://www.**MT3.2がインストールされているURL**/mt-db2sql.cgi
となる。
ファイルの変換が始まり、
「Done copying data from Berkeley DB to SQL database! All went well.」
というメッセージが表示されればOK。
最後に、
これでBarkeleyDBはもう使わないので、
「mt-config.cgi」を再訂正する。
「mt-config.cgi」70行目の「DataSource」で始まる行の
一番最初に#を付けてコメントアウトしておく。
DataSource **中略**
↓
# DataSource **中略**
訂正したら「mt-config.cgi」を保存し、もう一度アップロード。
これでデータベースの移行は終了。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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