ムーバブルタイプ(MovableType)

MovableType7はデータベースがSQliteでは動かない、MYSQLに移行するしかないことがわかった

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mt7sqlite.jpg当サイトのCMSリニューアルを検討しているところである。すでにMovableType7のライセンスは購入したので、基本的にMovableType6.3からMovableType7へのアップデートを軸に、移行のためのテストをしている。
実際にMovableType6の記事をエクスポートし、MovableType7にインポートしようとすると問題が起きた。データの形式が違うのである。

インポートエラーが発生した。
mt7inporterror.jpg

なんと、MovableType6のエクスポート形式(テキスト形式)では、MovableType7にインポートできないことがわかった。

以下は、https://www.movabletype.jp/documentation/mt7/admin-guide/manage-site/import-export/import-site/より引用

エクスポートしたサイトのデータをインポートするには、システムから操作をおこないます。

エクスポートをおこなった Movable Type とバージョンが異なる場合はインポートできません。( MT6.0 のバックアップを MT7.0 にインポートするなど)。

インポートする手順は以下のとおりです。

  1. ナビゲーション』から [システム] を選択する
  2. サイドバー』から [ツール][サイトのインポート] をクリックする
  3. エクスポートファイルを選択するか、アプリケーションディレクトリ配下の import ディレクトリにエクスポートファイル一式をおく
  4. [インポート]をクリックする
  5. インポートが完了すると、[公開設定] モーダルウィンドウが表示されるのでサイトパス、サイト URL を適宜入力し、[次へ]ボタンをクリックする

import ディレクトリを利用してインポートする場合は、圧縮されたエクスポートファイルを事前に解凍してください。

さらに問題があった。これから新たに構築しようとするMovableType7ではデータベースをMYSQLではなく、SQliteを利用したいと考えていたが、これがNGだった。MovableType7でSQliteが使えないというだけでなく、エクスポートしたいMovableType6で運用しているサイトのデータベースをMYSQLに変更しないとエクスポートファイルが作成できないのである。

以下、https://www.movabletype.jp/documentation/mt7/installation/database/mysql/database-migration.htmlより引用

データベースに SQLite や PostgreSQL を利用している場合は、MySQL へデータを移行する必要があります。 以下の手順に従い作業をおこなってください。なお、作業はすべてアップグレード前の Movable Type でおこないます。

  1. Movable Type のデータをエクスポート
    システムのサイドメニューから [ツール] の [バックアップ] で [バックアップ] 画面を開き、ブログを選択後ブログをエクスポートします。
  2. MySQL の準備
    MySQL を利用する』を参考にして、MySQL データベースを準備します。
  3. mt-config.cgi の設定
    MySQL にアクセスするための情報を環境設定ファイルに記述します。
  4. エクスポートしたデータを Movable Type へインポート
    システムのサイドメニューから [ツール] の [復元] で [復元] 画面を開き、ブログを選択後ブログをインポートします。

ここで改めて検討してみる。

本当にMovableType7にアップデートすべきなのか

現在使っているMovableType6に特別な不満はない。今回はEOM(エンドオブメンテナンス)の時期がきたので、仕方なくアップデートをせざるを得ないだけである。こんなめんどくさい手続きを経てMovableType7にしても、新機能にも期待していないし他の期待もない。むしろ画面が変わって操作しにくくなるというデメリットのほうが強い。

そこで、MovableType6.5でいいのではないかという考えが強くなってきた。

実は、MovableType6は6.5にするとEOMの期限が延長されるのである。

▼購入したライセンス一覧
https://mtuser.sixapart.jp/Form/Licence/UserLicenceList.aspxより
mt67dlly.jpg

購入したライセンスは「Movable Type年間メンテナンス」という名称で、このライセンスにはMovableType7とMovableType6.5のソフトウェア版のシステムがダウンロードできる。

▼ダウンロードしたシステム
mt65or7.jpg

メンテナンス期間延長が同じなら、使い慣れたMovableType6.xのほうが使い勝手がよい。

これからMovableType6.5でいけるかどうかについて検討することにする。

▼MovableType6のEOL(エンドオブライフ/製品寿命)
mt6end2019.jpg

MovableType6.5は2022年5月まで製品寿命がある。

結局、MovableType7にアップデートした

いろいろ検討したが、やはり最新版のMovable Type7を入れることにした。
MYSQLの設定も最新のデータベースを新規で作成するなど、環境設定から行うことになるので時間はかかるがやむをえない。数年に一度のことだからしっかりと取り組むことにした。