新型コロナウイルス感染症は、コロナとか武漢ウイルスなどという俗称で呼ばれることが多いが、WHOでは正式名称を「covit-19」と定めている。
また、この感染症の原因ウイルス名は別の正式名称がある。一時的に「2019-nCoV」が使用されていたが、国際ウイルス分類委員会はこのウイルス名を「SARS-CoV-2」と定めた。
つまり、感染症名は「covit-19」であるが、ウイルス名は「SARS-CoV-2」である。
検索リテラシーの違いで正確な情報を入手する効率が違う
今、「新型コロナウイルス」というキーワードで検索すると、ニュースをはじめSNSなどで爆発的な情報量があり、真贋を見極めるのがだんだんと困難になってきている。
こんなときは検索リテラシーを向上させて冷静に対応しよう。
感染症の正しい情報を調べたらなら「covit-19」と検索すると、厚生労働省や医療機関などの正確性が高いと思われる情報がヒットしやすい。
また、ウイルスそのものについて調べたいなら「SARS-CoV-2」と検索すると、ワクチン開発や新薬などの情報が得られやすい。
ここ数日のうちに「SARS-CoV-2」の検索ボリュームが「covit-19」を上回っていることが、グーグルトレンドでわかる。
▼Googleトレンド
https://trends.google.co.jp/trends/explore?geo=JP&q=covit-19,SARS-CoV-2
▼Googleトレンドの画面
上記は「SARS-CoV-2」と「covit-19」の検索ボリューム(検索されている回数)の違いである。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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