特別定額給付金の申請受付が5月1日から始まりました。「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」の目玉施策で、家計支援のため国民1人あたり10万円を給付するという制度です。総務省のサイトに特別定額給付金と申請方法の詳しい説明があります。
申請方法は「郵送方式」か「オンライン申請方式」の二択で、オンライン申請ならすぐに申請可能。オンライン申請に必要なものは、マイナンバーカード、スマホ(iPhoneSE)、通帳の画像でした。
▼石川県内の市町ごとの対応状況
※上記の画像は5月2日付けの北國新聞スマートより引用
石川県内では加賀市小松市の対応がもっとも早く給付開始はGW開けすぐの5月7日となっています。金沢市は5月15日。私が住んでいるかほく市でも5月中の給付開始を予定しています。いずれも郵送よりもオンライン申請のほうが給付タイミングが早いです。紙の処理に比べて事務処理負担が激減しますので行政側もスムーズに処理できるからです。
このように給付開始が早まり、行政側の手間も軽減できるなど、オンライン申請には優れたメリットがありますね。
総務省の特別定額給付金オンライン申請の説明
https://kyufukin.soumu.go.jp/ja-JP/apply/online.html
特別定額給付金のオンライン申請はスマホが便利
オンライン申請はパソコンでもスマホでもよいのですが、スマホのほうが便利です。なぜかというと、マイナンバーカードのデータをNFCで読み取る操作が必要なのですが、今どきのスマホにはその機能が内蔵されているからです。パソコンの場合は、NFCの読み取り装置(いわゆるICカードリーダー)を接続しないと使えません。NFC読み取り装置を持っている一般の方は少ないと思いますのでスマホのほうがいいですね。
私は先日購入したばかりのiPhoneSEを使いました。iPhoneは7以降なら使えます。アンドロイドはかなり前からNFC機能が内蔵されているのでほぼ全種類使えるはずです。
まず、専用のアプリをインストールします。
「マイナポータルAP」というアプリです。これを入れないとオンライン申請ができません。
この「マイナポータルAP」アプリをiPhoneにインストールして立ち上げると、いきなりパスワード入力が求められます。パスワードは、マイナンバーカードを市役所で受け取ったときに設定した4ケタの数字です。
このパスワードは、マイナンバーカードを申請した際の数字4ケタです。
※上記の画像はマイナンバーカードを市役所で受け取ったときに書いたメモです。マイナンバーカードを受け取ってから数年経過している人は記憶が定かでないかもしれませんね。パスワードは所定回数間違えると無効になってしまいまうのでご注意を。
パスワードを入れたら、スマホをマイナンバーカードにかざします。
スマホの「読み取り開始」ボタンをタップします。
読み取り開始のボタンをタップすると、スマホとマイナンバーカードでNFCを使った通信が開始されます。そして、マイナンバーカードから読み取ったデータを自動的に総務省のWEBサーバと照合しているようです。
日中はずっとサーバが混雑していてつながりませんでした。
19時すぎでもまだうまくつながりません。
しばらく時間をおき、20時半すぎに再度チャンレンジしたところ、うまくつながりました。
読み込んだデータはiPhoneのブラウザ(サファリ)に送られます。マイナンバーカードからの読み込みは「マイナポータルAP」で行い、その後の入力は「サファリ」で行うという手順です。
この画面遷移が少しわかりにくいので、離脱してしまう人がでそうですね。要注意なところです。
あとは、指示に従って入力を進めていけばよいです。
上記の画面でOKを押せば、特別定額給付金の申請に進みます。本人だけの分でもいいですし、世帯主なら家族全員の分も同時に申請できます。
住所氏名連絡先などの個人情報はマイナンバーカードから取得した内容が入っているので入力しなおすことが少ないので楽でした。振込先の銀行口座入力も必要です。通帳の画像をアップするのも必須でした。
ここまでくれば大丈夫。送信を実行し、入力内容をPDFにして登録したメールに送ってもらうことにします。
これで申請は完了です。
マイナンバーカードはこれから必須の時代になりますね
今回初めてマイナンバーカードを利用しました。これさえあれば、郵送書類を待つこともないし、役所に出向かなくてもいいし、便利ですね。
いつも使っているキャッシュレス決済にマイナンバーカードを紐付けると、マイナポイントで最大5000円分の還元サービスが7月から始まります。
キャッシュレス還元事業が6月末で終了するので、その直後から制度開始というのは狙っている感じがしますね。
マイナンバーカードは身分証明書としても使えます。運転免許証を車の中に入れっぱなしにしている人は、いざ身分証明というとき困りますね。
これからは財布の中に入れておくのはマイナンバーカードのほうが便利になっていくような気がします。
▼マイナポイントの説明リーフレット
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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