コロナ禍で休業中の飲食店は、お弁当のテイクアウトに取り組んでいるところが増えましたね。そんな中で、PayPayから新しく「PayPayピックアップ」という決済サービス開始の情報が入りました。
お客様は事前に商品をスマホで選択しオーダーすると、店頭でスムーズに受け取れるというサービスです。実店舗でのPayPay決済とも違うし、ネットショップの決済とも少し違うので、その中間的な決済方法です。
キャッシュレス決済
PayPayピックアップの流れ
お客様側の手順とメリット
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事前注文はスマホひとつでかんたん
PayPayアプリだけのかんたん注文!移動時間やちょっとした合間に気軽に注文できます。 -
事前注文でらくらくテイクアウト
アプリで事前注文から支払いまでできるので、あとはお店で受け取るだけです。 -
予定時間に来店すれば待たずに受け取り
注文後、受け取り予定時間が確認できるので、お店についたらすぐ受け取り可能です。
お客様にとってのメリットは、店舗に行く前にオーダーできるので、店頭での待ち時間が少なく支払いも即時完了できることです。
店舗側のメリットは店頭でのスムーズな受け渡しができることと、もしものキャンセルのときでもキャンセル料の回収が可能になることです。
とてもすばらしいサービスです。このPayPayピックアップは5月中旬にサービス開始の予定です。
さて、気になるのは店舗側の利用料金です。
当面は月額固定費無料ですが、注文1件あたりに固定料率の手数料がかかります。
さらに9月からは
・2020年9月1日から :8.00%/取引
・2020年9月1日から :480円/店舗月額
となります。
現在、店頭でのキャッシュレス決済を行うPayPayは手数料が無料です。(2021年9月までは無料の予定)
PayPayとPayPayピックアップは似ているけれど違う決済サービスです。導入した飲食店の現場では当面かなり混乱するのではないかと想定できますね。どうなっていくのか注目です。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
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