ZOOMを有料契約していて、突然高額の請求がきて驚いたという案件がSNSで拡散されていました。どうも、知らないうちに国際電話料金が課金されていたようです。これは、有料通話の設定が初期設定のままだと起こりうることなので要注意です。
もともとZOOMはアメリカ発祥で、世界中の人々とビデオ会議ができるシステムなので、初期設定ではアメリカ基準になっています。日本に適した設定に変更しておきましょう。
ZOOMの設定を見直しましょう
コンピュータ音声のみにする
まず、「設定→ミーティング」で、「コンピュータ音声」のみにすることです。
ZOOMの初期設定は「電話とコンピュータ音声」になっていますが、日本国内でしか使わないなら、電話を使うことはありません。もしも電話を選択し、国際電話料金が課金されてしまてはたいへんですので、必ず「コンピュータ音声」に変更しておきましょう。
次に「設定→電話」で、「招待状メールにある国際番号リンクを表示する」を「オフ」にします。ZOOMの初期設定はここが「オン」になっています。
これで、参加するゲストの方が間違って、メール招待状のZoom国際通話用ダイヤルイン番号のリンクをクリックしてしまうことを防ぐことができます。
そして、「地域を日本に設定」しておきます。初期設定が米国(アメリカ)になっていますので、ここも変更しておきましょう。
グローバルダイアルインの国/地域
編集アイコンをクリックして、参加者が頻繁にミーティングでダイヤルする必要がある国/地域を選択します。これらの場所のダイヤルイン電話番号は、電子メールの招待状に表示され、その場所からダイヤルインする参加者が使用できます。
日本
国際電話の利用ができない設定になっているかどうかの確認方法
ここまで設定すれば不用意に国際電話の高額料金が課金されることはありません。では、ちゃんと設定がうまくいっているかどうかを確認してみましょう。
確認方法は、招待状コピーに電話番号の記述がないことです。
上記の画面には電話番号の記載がありませんね。この状態なら電話で参加することができないので電話料金の課金が発生することはありません。
もしも電話での参加を認めたいなら
もしも電話でも参加したいという方の対応のために、電話での参加を許可するのなら、ZOOMのヘルプに設定方法が紹介されていますので、参考にどうぞ。
https://support.zoom.us/hc/ja/articles/201362663-電話で参加
上記のような表示は、電話料金の課金がされる可能性がありますのでご注意を。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
お問い合わせは電話ではなくお問い合わせフォームからメールにておねがいします。新規の電話番号からの電話は受信しないことにしていますのでご了承ください。
【反応していただけると喜びます(笑)】
記事内容が役にたったとか共感したとかで、なにか反応をしたいという場合はTwitterやフェイスブックなどのSNSで反応いただけるとうれしいです。
遠田幹雄が利用しているSNSは以下のとおりです。
facebook https://www.facebook.com/tohdamikio
ツイッター https://twitter.com/tohdamikio
LINE https://lin.ee/igN7saM
チャットワーク https://www.chatwork.com/tohda
また、投げ銭システムも用意しましたのでお気持ちがあればクレジット決済などでもお支払いいただけます。
※投げ銭はデジタルコンテンツ購入という通販のしくみにしました。
※投げ銭は100円からOKです。シャレですので笑ってください(笑)