通販サイトでShopifyを運用するなら独自ドメインを使いましょう。とくにおすすめなのがメインの独自ドメインのサブドメイン運用です。追加料金無しですぐに設定して使えるのはすごくありがたいですね。
サブドメインとはメインドメインの前に好きな英数字をつけて表示するドメインです。関連あるドメインを物理的にも別サーバーで運用できるのが大きなメリットです。
例として、楽天市場を紹介しますね。楽天はメインのドメインが「rakuten.co.jp」ですが、サブドメインで「travel.rakuten.co.jp」=楽天トラベル、「books.rakuten.co.jp」=楽天ブックス、というように、複数のサブドメインを運用しています。
Shopifyで使うドメイン
Shopifyの通販サイトをサブドメインで運用する方法
まず、メインの独自ドメインをどのサーバーで運用しているかにもよりますので、ここではさくらインターネットの例で紹介します。
ドメイン管理しているサーバーでの設定
さくらインターネットで設定する場合
さくらインターネットのドメインコントロールパネルで運用したい独自ドメインのゾーン情報を編集します。
▼さくらインターネットのゾーン編集画面
ゾーン編集では「CNAME」を追加します。
ShopifyのCNAMEは「shops.myshopify.com」です。ここでの注意は「shops.myshopify.com.」と最後に「.」がついていることです。
以前、BASEで設定したときの例はこれです。
https://www.dm2.co.jp/2014/02/sakurasubudomein.html
エックスサーバーで設定する場合
エックスサーバーで設定する場合は、DNSレコードの追加をします。
入力できる情報が制限されているので、ボックスの中に適切な値を入れてください。
ホスト名 shop
種別 CNANE
内容 shops.myshopify.com
と入れて保存します。
エックスサーバーの場合は「shops.myshopify.com」の後ろの「.」は不要です。「.」は自動的に付与されるようになっています。このほうがわかりやすいですね。
Shopifyでのドメイン設定
さくらインターネットでの設定が終了したら、今度はShopify側の設定です。
Shopifyの管理画面で「ドメイン」というメニューがあります。既存のドメインを接続する、という欄に自分の独自ドメインで利用したいサブドメインを記入します。
上記の設定で「tohda.com」という独自ドメインのサブドメイン「shop.tohda.com」をCNAMEで設定した場合なら、「shop.tohda.com」を記入します。
ここから先は意外にスムーズです。
ほんの数分で設定が終わりました。SSLも自動的に設定されていました。
こんな感じで簡単にサブドメインが設定できるのは大きなメリットですね。
なお、Shopifyでは、このような設定は無料で試用している期間中にも可能です。今回はShopifyのパートナーとしてのテストアカウントでストア作成をしましたが、1時間もあればここまでできるので確認が早くていいです。
この記事の関連情報サイトを紹介
ネットショップにドメインを設定・指定する方法をご紹介
https://www.shopify.jp/blog/setting-up-your-domain
外部サービスのサブドメインをShopifyに接続する
https://help.shopify.com/ja/manual/domains/add-a-domain/connecting-domains/connect-subdomain
サブドメインとは?メリット・デメリットやサブディレクトリとの違い、使い分けも解説!
https://shop-pro.jp/yomyom-colorme/72260
ドメインってなに?サブドメインや独自ドメインについて、初心者向けにまとめました。
https://baseu.jp/6906
ドメインとサブドメインの違いがよくわからないという場合は、上記の関連情報サイトをご覧になってみてください。
独自ドメインサイトに買い物かごを埋め込む場合は「Shopify Lite」でOK
実はShopifyは機能が豊富だし、日々日々の進化スピードが早いです。
すでにワードプレスなどで独自ドメインサイトを構築済みの場合は、そのサート内に買い物かごを埋め込むことも可能です。
▼埋め込みかごの例
ジャンボ干物3点盛(お魚料理の柴田屋)
https://shibata-ya.net/archives/2683
この買い物かご埋め込みの機能はこれまでもあったのですが、今年に入り格段に機能がアップデートしています。
もしもこのような埋め込みかごだけで運営したいのなら…Shopifyのフルコースでなくて部分運用でOKですね。そんな利用方法もできるのがShopifyのすごいところです。
それが「Shopify Lite」です。
Shopify Lite
https://www.shopify.jp/lite
ShopifyLiteの解説ページ
https://commerce-media.info/blogs/ec/shopify-lite
ShopifyLiteは月額9ドル(日本円なら約1000円)です。Amazon Payも使えて月額1000円ほどで使えるので神コースですね。
運用方法に制限がありますが、すでにある独自ドメインサイト内にかごを埋め込みたい場合なら、むしろこっちがいいかもしれません。要検討ですね。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
お問い合わせは電話ではなくお問い合わせフォームからメールにておねがいします。新規の電話番号からの電話は受信しないことにしていますのでご了承ください。
【反応していただけると喜びます(笑)】
記事内容が役にたったとか共感したとかで、なにか反応をしたいという場合はTwitterやフェイスブックなどのSNSで反応いただけるとうれしいです。
遠田幹雄が利用しているSNSは以下のとおりです。
facebook https://www.facebook.com/tohdamikio
ツイッター https://twitter.com/tohdamikio
LINE https://lin.ee/igN7saM
チャットワーク https://www.chatwork.com/tohda
また、投げ銭システムも用意しましたのでお気持ちがあればクレジット決済などでもお支払いいただけます。
※投げ銭はデジタルコンテンツ購入という通販のしくみにしました。
※投げ銭は100円からOKです。シャレですので笑ってください(笑)