さくらインターネット

「.htaccess」を使わずにURLをSSLでwwwありに統一する(さくらインターネットは管理画面から設定できます)

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httpsnonhtaccess200.jpgドメインを常時SSLにしてwwwの有無を統一するという設定は「.htaccess」を使うのが一般的でした。
しかし、さくらインターネットのレンタルサーバーなら管理画面だけでこの設定ができるようになっていました。2月に新サーバーがリリースされましたがそのときからなのか、以前からそうだったのか…。今となってはよくわかりませんが、現在はサーバーコントロールパネルの「ドメイン/SSL」という設定ページだけで「wwwありで常時SSL」という設定でできます。

SSL設定

さくらインターネットのサーバーコントロールパネルから設定

さくらの会員IDでログインしたうえで、サーバーコントロールパネルに入ります。「ドメイン/SSL」という管理メニューから設定したいドメインを選択すると、ドメイン設定ができます。

設定するのは2箇所です。

sakurainternetsslwww.jpg

SSLの利用 SNI SSLを利用する
www.転送設定 www.独自ドメイン名に転送する

この2つをのラジオボタンを選択し設定を「保存」します。これだけでOKです。

これなら「.htaccess」を使わずにURLをSSLでwwwありに統一することができるので、操作も簡単なのでありがたいです。

なお、さくらインターネット以外で設定する場合は、そのレンタルサーバーの仕様によります。

もしも、さくらインターネット以外のレンタルサーバーだったり、もっと詳細に設定したかったりする場合は、「.htaccess」を編集すれば自由に設定が可能です。

SSL化されているのにhttpsに統一できていないサイトは「.htaccess」を編集するとよいです
https://www.dm2.co.jp/2022/02/ssl-https-htaccess.html

をご覧ください。

最新の「.htaccess」設定

さくらインターネットの新サーバーで新規にワードプレス(WordPress)をクイックインストールで入れた場合の「.htaccess」がどうなっているかをチェックしておきました。

「.htaccess」の中身

# BEGIN SAKURA Internet Inc.
<IfModule mod_deflate.c>
SetOutputFilter DEFLATE
AddOutputFilterByType DEFLATE text/css
AddOutputFilterByType DEFLATE application/x-javascript application/javascript application/ecmascript
</IfModule>
<IfModule mod_expires.c>
ExpiresActive On
<FilesMatch “\.(css|js)$”>
ExpiresDefault “access plus 1 week”
</FilesMatch>
<FilesMatch “\.(gif|jpe?g|png)$”>
ExpiresDefault “access plus 1 month”
</FilesMatch>
</IfModule>
# END SAKURA Internet Inc.

# BEGIN WordPress
# “BEGIN WordPress” から “END WordPress” までのディレクティブ (行) は
# 動的に生成され、WordPress フィルターによってのみ修正が可能です。
# これらのマーカー間にあるディレクティブへのいかなる変更も上書きされてしまいます。
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteRule .* – [E=HTTP_AUTHORIZATION:%{HTTP:Authorization}] RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ – [L] RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L] </IfModule>

# END WordPress

これから「.htaccess」を編集しようという方の参考になれば幸いです。