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ウインドウズで動画編集ソフトは何を使えばいいか、とりあえず試用するなら「Shotcut」はいかが

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shotcut200gamen.jpgウインドウズでは無料で使えるいい動画編集ソフトがありません。一昔前にはムービーメーカーというマイクロソフト製の動画編集ソフトがあり割と重宝していましたが、すでに廃版となっているようです。古めのパソコンの中に残っているかもしれませんが、サポート切れのはずなので使うのはやめましょう。
動画編集ソフトで人気なのは、「PowerDirector(サイバーリンク)」、「Premiere Pro(アドビ)」、「Filmora(ワンダーシェアー)」の3つくらいでしょうか。いずれも高機能だし無料試用は可能ですが、継続して利用するなら、有料版かサブスク(月々の支払いが必要)になります。

動画編集ソフト

Shotcutはマイクロソフトのアプリにも登録されています

しかし、高度な編集ではなく簡単な切り貼り程度にしか使わないとしたら、ちょっともったいないですね。

そこで、そのようなニーズなら「Shotcut」という動画編集ソフトをおすすめします。「Shotcut」はオープンソースに近いドネーションというしくみで、気に入れば寄付するという形式で継続利用できます

マイクロソフトのアプリ取得ページの「Shotcut」
https://apps.microsoft.com/store/detail/shotcut/9PLNFFL3P6LR?hl=ja-jp&gl=JP

マイクロソフトのアプリにも登録されており、そこからインストールする場合は1150円で購入することになります。完全無料ではないですが、懐にはやさしい仕様ですね。

Shotcutのホームページは英語版ですが大丈夫です

shotcutweb.jpg

「Shotcut」のダウンロードページは

Shotcut - Download
Shotcut is a free, open source, cross-platform video editor for Windows, Mac and Linux

です。

ページの表示が英語なのでちょっと心配かもしれませんが、ダウンロードしてインストールするとメニューは日本語で使えます。まず無料で試用シたい場合は、この英語ページからダウンロードします。

Shotcutを試用してみました

上記の「Shotcut」のダウンロードページからダウンロードしてインストールしてみました。

▼「Shotcut」の画面
shotcutgamen.jpg

メニューはちゃんと日本語になっています。

とりあえず、動画の編集ができるかどうかを試してみました。

うーん、直感的に利用できるかというと、ちょっと難しいかもしれません。マニュアルをまったく見ないで、音声を削除してmp4形式に書き出しするということはなんとかできました。しかし、ちょっとカットするだけのような操作とかはよくわかりませんでした。

こういうときは検索するとたぶん親切な日本人が解説しているページやユーチューブがあるはずです(笑)

やはりありました。以下に紹介しておきます。

無料動画編集ソフトshotcut(ショットカット)とは? 使い方を徹底解説!
https://biz.teachme.jp/blog/shotcut/

Shotcutは無料で使える?使い方やダウンロード・初期設定方法を解説
https://adobe-web.jp/shortcut/

無料の動画編集ソフト ShotCutの使い方 カット編集からmp4保存まで

これらの解説を見ながら試してみるのがいいのではないでしょうか。

iPhoneならiMovieがベストのようです

今やパソコンよりスマホのほうが動画編集に向いているかもしれません。とくにiPhoneならiMovieがおすすめです。アップルユーザーなら無料で使えて動作も直感的でわかりやすいです。

一方、アンドロイドではCapCutが人気です。iPhoneでも使えるのでスマホではCapCutが動画編集で最強かもしれません。

capcutapp640.jpg

ただし、CapCutで作成した動画を商用利用するのは禁止になっています。
趣味で利用するだけなら問題ありませんが、企業が使う動画だったり、ユーチューブにアップロードして収益を得ようとしたりすると商用利用になるので、避けておいたほうがいいと思います。

CapCutという動画編集アプリは便利で使いやすかったけれど、商用利用の制限を考えると趣味で使うしかないのかなhttps://www.dm2.co.jp/blog/5383

CapCutはバイトダンス社が提供している動画編集ソフトです。バイトダンスといえばTikTok(ティックトック)を運営している会社です。つまり、TikTok(ティックトック)に動画をアップロードするために最適化された動画編集アプリなんですね。

ちょっと前後をカットするだけならユーチューブで編集するのが便利です

実は、私はちょっとした編集はユーチューブ(You Tube)を使っています。ほとんどが動画の前後をカットするだけの簡単な編集しかしないならユーチューブが最適だと思います。

ユーチューブでの動画編集、手順は簡単です。

未編集の動画をユーチューブにアップロードします。しばらく待つと編集可能になりますので、ユーチューブスタジオを開き「エディタ」をクリックすると編集画面になります。「カット」をクリックして不要な箇所の前と後ろをマウスで選択しプレビューしたあと「保存」をクリックするだけです。しばらくすると、閲覧可能になります。

また、こうして編集した動画をダウンロードすると自動的にMP4形式にしてくれるのでファイルサイズが軽くなっています。

▼限定公開の確認8X5B6fVg29nv7OhERLPJtUIHeZaqOqTE17Hk.gif

ユーチューブで編集するメリットは共有しやすいことですね。「限定公開」にしておけば自分しか見ることができない状態ですが、そのユーチューブ動画のリンクを共有したい人に送れば、動画を見ることができます。
完全に他者に見せたくないときは「非公開」にすればいいです。

自分のニーズにあわせて動画編集ソフトを選びましょう…ということでした。