車検は5月に安くなる?暫定税率問題で5月車検の重量税が22800円安くなるかもしれない(カローラクラスの場合)。ガソリン税の暫定税率失効に続き、重量税の暫定税率も4月30日で期限切れになる。そのため民間車検工場は5月に集中し大混雑が予想される。すでにある民間車検工場からは5月車検予約申し込みをうながすDMが届いてた。
4月17日以降に車検を更新する自動車の重量税が安くなる可能性が出てきている。ガソリン税の暫定税率失効に続き、重量税の暫定税率も4月30日で期限切
れになる。国会で4月中に租税特別措置法改正案を可決しなければ、5月1日から重量税の暫定税率も失効するからだ。
重量税は車検の時に支払うことになっている。民間車検業者に車検を頼むと、整備後に車検証代わりに「保安基準適合証」を発行してくれる。重量税は適合証
を運輸支局に提出した時に支払われる。適合証は15日間有効なので、4月17日以降に車検を更新する車で、5月1日以降に(暫定税率が失効してから)適合証を提出すれば税額が安
くなることになる。
カローラクラス(乗用車で1.5トン未満)で現行重量税37800円が新重量税15000円と、22800円安くなる。この差額が大きいため、5月6月車検のユーザーはもとより、7月車検のユーザーも1ヶ月車検期間が短くなったとしてもお得感が高いため車検を受ける可能性がある。
このような環境変化で民間車検工場などが、どのような対応をするか見ものである。この暫定税率問題をSWOT分析の「機会」ととらえるか「脅威」ととらえるかによって、対応策が違ってくるからだ。
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