IT経営応援隊フォーラム北陸が9月10日に開催された。サイバー大学客員教授の森戸裕一氏の基調講演の後、中部IT経営力大賞受賞企業の社長たちを交えたパネルディスカッション。パネラー参加者は、コンチネンタル株式会社、株式会社旭鉄筋、馬場化学工業株式会社の3社の社長。それにITコーディネータ富山の吉田氏、石川県情報化支援協会の北村氏が加わり、森戸氏がコーディネートして進められた。
IT能力が企業の競争力になるといわれ、セミナーでも多数の集客があったのはもう10年も前のことだろうか。インターネットやITが特別視されなくなり、特別なこととして話題にのぼらなくなった。このような状況だからこそ、ITをどう生かすががポイントとなる。
ITそのものは戦略ではない。戦略を生かすための手段としてITをどう活用するか。
パネラー企業の社長たちには経営の信念というか哲学のようなものを持っているように感じた。「志(こころざし)」といってもいいかもしれない。非常に人間味あふれる方ばかりだ。ITそのものは戦略ではない。戦略を生かすための手段としてITをどう活用するかが大きなポイントだということをあらためて感じた。
さて、これまでの中小企業IT経営力大賞の受賞企業一覧などは、http://www.chubu.meti.go.jp/jyoho/sesaku/ouentai.htmからご覧いただけるが、これから申込を考えている中小企業には吉報がある。
中小企業IT経営力大賞2009の受付が9月26日まで延長された。
中小企業IT経営力大賞2009が現在申し込み期間を延長して受付中となっている。応募資料作成はITコーディネータがサポートするしくみになっているので中小企業者は応募しやすい。応募資料作成要領については、ITコーディネータ協会ホームページのIT経営応援隊に参照ページがある。まずは、お近くのITコーディネータか支援センターなどに相談してみてはいかがだろうか。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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