世界の検索エンジンの利用シェアはグーグルが圧倒的な1位。しかしこれまで日本ではヤフーが強く、過半数を占める1位だった。12月22日のニュースで、ネット視聴率調査会社「ネットレイティングス」の2008年11月の調査結果が、Yahoo! JAPANが44%、Googleが41%だったことが明らかにされた。ヤフーはかろうじて1位をキープしているが、グーグルが41%と猛追している。日本は2大検索エンジンの時代となった。
たしかに今年、グーグルのサービスが充実した。検索結果が早くて正確なのはもちろんだが、検索画面のカスタマイズができるようになったigoogleにより、グーグルマップやGmailなどにアクセスしやすくなった。またストリートビューの発表や携帯検索でauとドコモと提携するなどユーザの利便性がかなり向上した。その結果、Gmailやグーグルマップの利用者は1年間に比較するとほぼ倍増だという。
WEBサイト運営者向けサービスもかなり充実した。グーグルウェブマスターツールやグーグルアナリティクスはWEBサイト運営者には必須といえるツールになっている。とくにグーグルアナリティクスの充実ぶりには驚くほどだ。
さらに、グーグルクロームという新しいブラウザの発表は、クラウドコンピューティング時代の覇権をマイクロソフトとまっこうから争うかのような衝撃を受けた。
これから、グーグルの動きにはますます目が離せない。
▼参考記事
@IT情報マネジメント http://www.atmarkit.co.jp/news/200812/22/google.html
批判浴びて知名度向上も
Yahoo!の背中見えた? グーグル日本法人が「よい年だった」
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
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