グーグルの無料メール「Gmail」は優秀なWEBメールである。WEBメールとはブラウザを使ったWEB画面からメールの送受信を行なうため、メールソフトは不要である。
しかし、使い慣れたメールソフトでGmailを使いたいというニーズも底堅い。その場合はGmailの設定画面の「POP ダウンロード」で「POPを有効」にすれば、メールソフトでもGmailを使えるようになる。メールクライアントの設定手順も説明されている。
秀丸メールのGmail設定は説明されておらず、サポートされていないように見えるが、ちゃんと設定は可能である。
秀丸メールでGmailを使う
秀丸メールのGmail設定
秀丸メールにGmailを設定するときには、いくつかの注意すべきポイントがある。
秀丸メールのアカウント設定のところで、popやsmtpやメールアドレスやPWなどの設定をするが、その下部にある認証方式の「SMTP認証」をチェックしておかないとメール送信できない状態になる。
次にメールサーバの詳細で「サーバーのポート番号/暗号化の指定」では「SSL」にチェックを入れる。POPoverSSLとSMToverSSLのチェックボックス欄の2つともチェックを入れるだけでポート番号の数値は自動的に入るので心配ない。(POP3が995で、SMTPが465というのがGmailの指定だが、チェックするだけでこの数値が自動的に入力される)
つまり
POP3→995
SMTP→465
というポート番号を指定すること
この2点が秀丸メールでGmailを設定するさいのちょっとややこしいところ。
とくに認証方式で「SMTP認証」をチェックするのは抜けやすい。この手順を省いてもメールの受信はできるので、設定が完了したように思ってしまうこともある。しかし、送信のさいにエラーになり困ることになる。
MAILコマンドで、サーバーがエラーを返しました。エラー内容 = 530 5.5.1 http://mail.google.com/support/bin/answer.py?answer=14257 14sm2570159tim.9
というエラーメッセージがでたら、「SMTP認証」のチェックが抜けていないか確認してみよう。
あとは通常のメール設定とほぼ同じなのであまり迷うことはないだろう。
秀丸メールについて
https://hide.maruo.co.jp/software/tk.html
上記は秀丸メール作者のページ。最新情報は作者のページから得てください。
Googleのヘルプページにも解説あり
Gmailに紹介されているメールクライアントの設定方法
Gmailに紹介されているメールクライアントの設定は以下のとおり。
標準の手順
-
- Gmail アカウントで POP を有効にします。設定したら、必ず [変更を保存] をクリックしてください。
- 下記の設定に合わせてクライアントを設定してください。
受信メール (POP3) サーバー – SSL を使用する場合 | pop.gmail.com SSL の使用: オン ポート: 995 |
送信メール (SMTP) サーバー – TLS を使用する場合 | smtp.gmail.com (認証の使用) 認証の使用: オン STARTTLS の使用: オン (クライアントによっては SSL とも呼ばれます) ポート: 465 または 587 |
アカウント名: | Gmail のユーザー名 (「@gmail.com」を含む) |
メール アドレス: | Gmail のメール アドレス (username@gmail.com) |
パスワード: | Gmail のパスワード |
最新モードを使用して複数のクライアントにメールをダウンロードする場合を除いて、メールをサーバーに残さないように設定してください。 メールがサーバーに残されるかどうかは Gmail の設定によって決まるので、クライアント側でこのように設定しても、Gmail でのメールの処理方法には影響しません。
クライアントで SMTP 認証がサポートされていない場合は、Gmail メールへのアクセスはできません。
これで Gmail アカウントで POP をご利用いただけます。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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