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小規模企業共済は中小企業経営者のための退職金、自らを守らなければならない中小企業経営者のために

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小規模企業共済小規模企業共済は中小企業経営者のための退職金。国(中小企業基盤整備機構)が運営する共済制度だ。積み立てた掛け金に応じた貸付制度もあるし、掛け金は全額が所得控除されるので税制上のメリットも大きい。厳しい経営環境だからこそ、中小企業経営者が自らを守るために利用したいものだ。加入がまだの方は加入を検討してはいかがだろうか?

小規模企業共済制度とは
小規模企業の個人事業主または会社等の役員が事業を廃止した場合や役員を退職した場合などに、それまで積み立てた掛金に応じた共済金を受け取ることができる共済制度。小規模企業者の福祉の増進と小規模企業の振興に寄与することを目的として、小規模企業共済法に基づき昭和40年に発足した制度。
いわば国がつくった「経営者の退職金制度」で、中小企業経営者の自賠責保険のようなもの…という説明をするのが、中小企業診断士としてのセオリーだよ、と先輩診断士にいわれたことを思い出す。