バリュードメイン/コアサーバー

これからのレンタルサーバーはDKIMが使えるのが前提、バリュードメインのコアサーバーV2「CORE-X」がおすすめです

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当社は「コアサーバーV2」の「CORE-X」というレンタルサーバーをメール用として利用しています。ホームページの運用は「エックスサーバー」を利用しているので、ホームページとメールサーバー用をわけて運用していることになります。
ホームページをエックスサーバーにしたのは、ワードプレスの表示が早くて安定しているということもあり、8月に「さくらインターネット」から移転しました。そしてメールサーバーに関しては「DKIM」という電子署名が使えるという前提で調べたところコアサーバーの「CORE-X」で運用できることがわかり、9月から利用開始しました。このコアサーバーは「バリュードメイン」というGMOグループのWEBサービス会社が運用している複数のレンタルサーバーサービスのひとつで、ワードプレスでの表示が早いというのも特徴です。

このコアサーバーV2は、メールもWEBサイトもワンストップで使える優れたレンタルサーバーでした。

バリュードメインのコアサーバーV2を利用

実はコアサーバーV2はエックスサーバーより早かった!

バリュードメインが運用しているレンタルサーバーはいくつもあります。実はコアサーバーに関しては昨年末まで当社も利用していました。
今回契約したのは、「コアサーバーV2」の「CORE-X」という新しいプランです。

コアサーバーのホームページには

CPUは64コア128スレッドの最新EPYCと1TBの大容量メモリを搭載しているため、かつてない処理速度と性能、そして安定した動作が可能になります。また、少ないリソースで軽快な処理能力を持つWebサーバーLiteSpeedと最新の通信プロトコルHTTP/3にも対応しているため、Webサイトの表示速度が向上します。

という表示があります。
あらためて見るとワードプレスでの表示は早そうなスペックなんですね。

試しに当社のホームページをバックアップの意味もかねてミラーサイト(サブサイト)を作成してみました。

ワードプレスはアプリインストールというところからサクッとできました。

株式会社ドモドモコーポレーションのサブサイト
https://domodomo.net/

現状でほぼ同じ内容としました。
ワードプレスの記事件数では5689件あるので、かなりのページ数があるサイトです。

コアサーバーV2とエックスサーバーで速度比較

このコアサーバーで作成されたサイトとエックスサーバーで運用している当サイトを速度比較してみました。

速度比較はGoogleの
PageSpeed Insights
https://pagespeed.web.dev/
を使いました。

その結果は以下のとおりです。

▼エックスサーバー https://www.dm2.co.jp/

▼コアサーバーV2 https://domodomo.net/

あれれ、驚きました。
表示速度の総合評価はコアサーバーV2の方が高いんですよ。先入観でエックスサーバーの方が圧倒的に早いと思っていたので、この結果は意外です。

▼速度比較結果

サーバー名 エックスサーバー コアサーバーV2
利用コース スタンダード CORE-X
 スコア 43 67
 FCP 4.3秒 1.8秒
 LCP 5.5秒 3.4秒

トータルのパフォーマンススコアは、エックスサーバーが43点で、コアサーバーが67点でした。このスコアは大きい方がよい指標なので、コアサーバーのほうがよいです。

FCPという指標が1.8秒を切ると「早い」という評価になりますが、コアサーバーのほうは1.8秒です。ちなみにエックスサーバーは4.3秒でした。
LCPも小さい方がよい指標でコアサーバーのほうは3.4秒と早いです。

つもり速度の主要指標はほとんどコアサーバーの方が「早い」という結果でした。これにはびっくりです。

サーバーの料金と仕様の比較

ちなみにサーバーの仕様と料金を比較しておきます。

▼料金比較

サーバー名 エックスサーバー コアサーバーV2
利用コース スタンダード CORE-X
 初期費用 0円 1,650円
 年額払い 13,200円 6,336円
 合計 13,200円 7,986円

初年度はキャンペーンなどの特典により上下しますので比較しにくいです。エックスサーバーはキャンペーンで契約すると実質の初年度費用が6000円程度で済むことがあります。

そこで、翌年以降の年額で比較してみましょう。いわゆる年間の維持コストの比較です。

すると、エックスサーバーは13200円でコアサーバーは6336円です。
コアサーバーV2「CORE-X」は、エックスサーバーの半額以下という価格だということがわかります。
高性能なのに低価格なのはありがたいですね。

▼仕様比較

サーバー名 エックスサーバー コアサーバーV2
利用コース スタンダード CORE-X
 容量 300GB 300GB
 転送量 上限なし 月間10TB
 HTTP/2
 HTTP/3 ×
 高速化技術 Xアクセラレーター LiteSpeed

仕様を比較するとほぼ同等です。
上記に記入していない点もほぼ同等です。
・WordPressの簡単インストール機能
・MySQL(データベース)無制限
・無料SSL自動設定可能
・自動バックアップあり
などはどちらも完備しているので同等といえるでしょう。

このスペックだけでわからないのが実際のWordPressの表示速度でした。

エックスサーバーの「Xアクセラレーター」というのと、コアサーバーの「LiteSpeed」というのは、それぞれ独自の技術でWordPress高速化を測ったものだと思われます。これがどの程度の差があるのかわかりません。

今回の実験ではほど同等程度と考えることができそうです。

性能は同等で運用コストが半額以下なのがコアサーバーV2「CORE-X」

となれば、エックスサーバーでなくてもコアサーバーV2「CORE-X」で十分だといえます。

というか、
コアサーバーV2「CORE-X」を選択すべきでしたね。

これはWordPressの導入実験をやってみないとわかりませんでした。

ちなみに、WordPressの移転に関しては便利な「All-in-One WP Migration」という無料のプラグインがあります。これも実際に使ってみたところサクッと移転ができました。

メールのセキュリティも高く「DKIM」も使えます

もっと積極的にコアサーバーV2「CORE-X」を選択する理由はメールサーバーにDKIMが使えることです。

▼メールサーバーの仕様比較

サーバー名 エックスサーバー コアサーバーV2
利用コース スタンダード CORE-X
 SPF
 DKIM ×

エックスサーバーもコアサーバーもSPFには対応しています。いまやSPFは必須なので対応できていないサーバーを選ぶべきではありません。それよりも次の段階にいってますね。いまや、企業が独自ドメインでメールを送受信するなら、DKIMが必須ではないかと思います。

迷惑メール判定されにくくするにはDKIMが有効です

DKIMはメールを送信する際に送信元サーバーで電子署名をすることで、受信者のサーバーがその内容を検証して正しい発信かどうかのスパム判定をするしくみです。秘密鍵と公開鍵を使うことでセキュリティを確保しています。

DKIMを設定するとGmailで迷惑メールの警告がでなくなるが大きいです。SPF設定だけだとどうしてもGmailの警告を消すことができませんでしたが、DKIM設定をすると表示されなくなりました。

DKIMの情報

DKIMを使えるサーバーは限られています

DKIMに関しては電子認証が必要なため、利用できるレンタルサーバーが限られます。

私が今年とても苦労した迷惑メール問題はDKIMを設定することで解決しました。エックスサーバーではDKIMが使えなくて、DKIMを設定するためにメールサーバーだけをコアサーバーV2「CORE-X」にしている状況です。

このようなことが2ヶ月前にわかっていれば、エックスサーバーを契約せずに、コアサーバーV2「CORE-X」だけにすればよかったのかもしれません。

レンタルサーバーの移転はコアサーバーV2でよさそう

ということで、これからレンタルサーバーを契約したり、サーバー移転を考えているのなら、コアサーバーV2「CORE-X」がおすすめです。

主な特徴は
・エックスサーバーと比較してもWordPressの表示が同等以上
・年間費用がエックスサーバーの半額程度で、さくらインターネットやロリポップと同等程度と安い
・独自ドメインメールの電子認証DKIMが利用できる
です。

つまり安くて早くて安全なサーバーということですね。

WEBサイトもメールもこのサーバーだけで使えるワンストップサービスです。

試用申込みはこちらからどうぞ

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にて仕様を確認のうえ、申込みを検討してください。

30日間は無料で試用できるので、その間に本番運用するかどうかを決めればいいです。

なお、コアサーバーV2「CORE-X」は「バリュードメイン」というドメイン管理のWEBサービスと一体的な運用になっています。まずは、「バリュードメイン」のID登録が必要です。このバリュードメインのID登録は無料なので安心してください。

※この評価は現段階で当社が利用している環境だけで比較したものなので絶対評価ではありません、あくまで参考情報としてください