中小企業診断士

中小企業診断士を組織する中小企業診断協会、石川県支部では今年の10月24日に30周年記念事業

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Sindanishikawayakuinkai200908318月31日に地場産の会議室で中小企業診断協会石川県支部の役員会が開かれた。遠田も理事の一人であり、会議に参加した。今回の会議の主要議題は、石川県支部創立30周年記念事業の準備等について。石川県支部では今年の10月24日に30周年記念事業として記念式典などを行うことにしている。あわせて、記念誌発行について、社会貢献の行い方なども意見交換した。

記念誌には、石川県支部30年の歩みを紹介したり、石川県支部の現状を分析したり、中小企業診断士の役割と課題について論じられたりしている内容となりそうだ。

会議の席で、支部正会員の構成について「プロコン増加」という傾向が話題になった。もともと中小企業診断士は国家資格ではあるが、独立性は低く、企業内診断士が最大多数という特徴がある。とくに目立つのは大企業や中堅企業に勤務する有資格者が多いことで、プロのコンサルタントとして独立するという目的よりも自己啓発という目的のほうが圧倒的に多かった。その傾向に変化が見られるという。

今年、石川県支部に入会した中小企業診断士は5名で、全員がプロコン(あるいは企業内であってもコンサルタントとしての役割を担っており実質的にプロのコンサルタントといえる)であった。支部では数年前からプロコン増加の傾向はあったが今年はとくに顕著になり、企業内診断士よりもプロコン診断士のほうが多くなりつつある。いずれプロコンが多数派になる日がきそうな気配である。