MT5製品版は11/26発表になった。MT3やMT4のユーザーにとってMT5への移行はどうすべきか…。その調査のためにＭＴ５ベータ版を実験的に試用しているが、5.0RC1になったのでベータ１からバージョンアップした。
MT5試用サイトはhttp://mt5.isikawaken.com/である。今のところMT5の感想は…うーん、イマイチだぁな。
MT5を今後利用するかどうかはかなり不透明。MT3からMT4へのバージョンアップはかなり有効だった。
しかし、ベータ版で試してみたところ、非常に使いにくい…。MT5だから便利になったというポイントもあまり多くない。MT5は複数ブログを１つの管理画面で総括的にコントロールできる特徴があるが、この機能のおかげで管理画面がわかりにくくなっているのも悩ましい。現状では、MT4からMT5にバージョンアップしなければならない理由が見当たらない。
しかも、バージョンアップにはいくつもの障害がある。文字コードの選択、データベースの選択、サーバ選定など、既存環境ではうまくいかない可能性が高いかもしれない。（ＭＴの女王様と呼ばれるタスクマザー中野さんもバージョンアップするにはさらに高いハードルではないかと指摘している）
ＯＳでＸＰからビスタへのバージョンアップを控えた事例のように、MT4ユーザーはMT5へのバージョンアップを控える方が多いのではないかと思う。
また、初めてMTを使う人にとっても操作に迷うのではないかと心配している。むしろMT5よりもMT4のほうを勧めたいくらいだ。
なお、遠田は、MT4ユーザのバージョンアップ版を１０月に予約してある。
商品名：Movable Type 5 基本ライセンス（1サーバー・5ユーザー） MT4ユーザー優待版
商品単価：21,000円（税込）
いちおう製品版は購入しておくが、本格使用は当面しないつもり。
※MT5製品版11/26発表にともない、先行特価（基本ライセンス5万2,500円、サーバーライセンス10万5,000円／税込）で購入できる『Movable Type 5発表記念キャンペーン』は11月25日（水）で終了になる。
11月26日（木）より、Movable Type 5 基本ライセンス6万3,000円、サーバーライセンス12万6,000円（税込）になる。もしも、買うと決めているのなら早めに購入手続きするとよい。今ならキャンペーン価格なので、MT4ユーザは21000円で購入できる。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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