レッツノート

レッツノートR5にSSD(フラッシュメモリドライブ)を装着改造、HDDがない筋肉質のR5になったはずだがしかし…

この記事は約2分で読めます。

R5ssd遠田が使うノートパソコンはレッツノートRタイプ。すでにR3、R5、R6、R8と4世代のマシンを愛用してきた。もっとも古いR3でもまだまだ現役で動作する。しかし、R3やR5などのシングルCPUのものは、さすがに処理速度の遅さが気になり動作のもたつき感がある。そこで、禁断の改造ともいえるSSD装着を行った。SSDはフラッシュメモリドライブで、HDDに比べ読み込み速度が圧倒的に速いため、動作速度の改善ができると見込んだからだ。

Transcend_64gb_ssd実はSSDについては今年の6月に調べており、その経緯で2.5インチのSSDを購入していた。もともとは故障したソニーのバイオUに装着するつもりでSSDを検討していた。しかし1.8インチのSSDの種類がまだ少なく現実的な選択肢に欠けたのと、装着してもほとんど使わないバイオUよりも愛着あるR5に装着しようと考えた。R5ならまだまだ使えるサブマシンだし、R5ならR6のように熱暴走で止まることもないので、SSD化すればけっこう日常的に使えると判断したからだ。

R5hdd
http://blog.goo.ne.jp/itackey/e/a031c4803a26e5409631b92e17bad326
を見るとR3にSSDを装着している例があった。
http://www.pc-otasuke.jp/hdd_change.htm
でもSSD交換を積極的にアピールしている。これらの事例を参考にして、R5のHDDを外し64GBのSSDを装着した。実際の装着作業は、パソコン修理のプロパソコン修理屋金沢東山店の中堀圭司店長に依頼した。

無事に改造ができ、HDDがない筋肉質のR5になった。

しかし、SSD内臓のR5は思ったよりも動作が速くならない。電源をいれたときのウィンドウズ起動そのものは早くなった。しかし、実際に使ってみるとあまり早くなった感じがしない。むしろ、もたつくシーンが増えてかえって遅くなってしまった感じがする。

なぜか…。実はSSDはHDDに比べ、読み込みは早いが書き込みは遅い。書き込みが頻繁に発生すると遅くなるのだ。実際にはパソコンっていうのはHDDの書き込みするシーンが多い。ホームページを見るだけでも、仮想メモリへの退避が発生したり、ウイルス対策ソフトのアップデートがあったり、ウィンドウズのセキュリティアップデートなどのダウンロードが発生したりするので、結構SSDへの書き込みが起きているようだ。

うーん、思ったよりもSSD改造は使えなかった。結局、夏に改造したニューR5だが、あまり使われることがないまま今に至っている。(^^;