セールスフォースは2022年2月に株式会社セールスフォース・ジャパンに社名変更し、本社を東京丸の内にある日本生命丸の内ガーデンタワー「セールスフォース・ジャパン 東京オフィス (Salesforce Tower)」に移転しています。そのセールスフォース本社は「日経ニューオフィス賞」のニューオフィス推進賞を受賞し先進的なオフィスとして有名になりました。
12月16日、そのすごいオフィスを見学させてもらう機会ができました。見学したさいに写真撮影させていただいた一部をここで紹介させていただきます。
セールスフォース
セールスフォース・ジャパン 東京オフィス (Salesforce Tower)
セールスフォース東京本社のビルは地下鉄大手町駅を出てすぐの丸の内にあります。日本生命丸の内ガーデンタワーという巨大なオフィスビルのオフィス部分をまるごと使用しています。
地図(グーグルマップ)でみると東京でというか日本国内の一等地ですね。東京駅と皇居の間の狭いエリアのところにあります。
1階で受付してもらいます
セールスフォース本社ビルに入ると、とても巨大なホール空間があります。その右側に受付があります。
基本的には事前の受付をして、許可された場合にQR画像が発行されるのでそのQR画像をかざして入場のチェックをします。無事にチェックをされると入場許可証が発行され、それを名札フォルダに入れ、首から下げることで入場可能になります。
入場許可証の個人名は英語表記でした
入場許可証には「Mikio Tohda」と英語で表示されています。名前が日本語で表示されないのは外資系の会社ゆえのことなのでしょうが、社名のほうは「株式会社ドモドモコーポレーション」と日本語で表示されています。この和洋折衷みたいなバランスがおもしろいですね。
会議室はフル装備
会議室に通されました。席が4つしかないのでとても大きな空間です。大型モニターが壁に設置されているし、館内のwifi利用もOKだし、モニタカメラはじめ様々な電装品がフル装備されていました。
この会議室でお話を続けることもできますが、かばんをここに置き、ゲストも入ることができる大きなフロアに移動してミーティングをすることもできます。
「OhanaFloor(オハナフロア)」
エレベーターで最上階にある「OhanaFloor(オハナフロア)」という巨大なフロアに移動しました。
OhanaFloor(オハナフロア)のOhana(オハナ)とはハワイ語で「家族」という意味です。OhanaFloorは社員やパートナー、顧客との絆を深める場として設置されているようで、議論や交流の場として使用しています。
OhanaFloorはものすごく広いスペースです。ここには、セールスフォースの社員だけでなく、ゲストも参加できる空間だということで、だいたい半数くらいがゲストだそうです。
右手のほうに見えるのは、バリスタがいるドリンク提供コーナーです。
ドリンクはすべて無料で提供されていました。
私はカプチーノを入れてもらいました。ハートマーク付きです。紙のカップですが、中身のカプチーノはバリスタさんがその場で入れてくれた本格的なもので、とってもおいしかったです。私がこれまでの人生で飲んできたどのカプチーノよりもおいしかった。驚きました。
飲み物をとりながらミーティングができます。すべてフリーアドレスなので自由に移動できます。ちょうど夕暮れ時となり、夕日が美しい時間帯なので西側の窓のところに人が集まっていますね。
飲み物をとりながらミーティングができます。すべてフリーアドレスなので自由に移動できるのがよいです。
日本庭園と畳の空間もあります
この巨大なOhanaFloor(オハナフロア)の中には日本庭園と畳の空間もあります。こちらから見ると枯山水ぽくて、やはり高層ビル最上階に池を作るのは難しいだろうなと思いました。
しかし、あれあれ、日本庭園をぐるりと回ると池もありました。すごいですね。池がある日本庭園の中の佇まい。外国人との交流はこのような畳のある和の空間がいいのかもしれません。
パティシエ常駐のレストランもあります
日本庭園を横目で眺めながら進んでいくとレストランがありました。
このレストランは、さすがに誰でも気軽に使うことはできないようです。抽選や特別の用件で予約が取れた場合には専任の料理人やパティシエが料理やスイーツを振る舞ってくれるそうです。
スイーツに関しては自由にいただくことができました。
サツマイモのチップスとチョコでくるまれた円形のスイーツをいただきました。これまたすごく美味しかったです。
OhanaFloorではどこでも談笑できるような空間になっています
まだまだフロアすべてを回りきっていません。本当に広いです。歩くと疲れます(笑)
すると、ちゃんと腰掛けて談笑できるようなしかけがあります。
この円形テーブルのように見えるのは実は腰掛けることもできる「椅子」でもあります。
自由に動きながら談笑できるのがいいですね。
夕暮れ時は美しい都会の風景がパノラマになっていました
OhanaFloorは、いるだけで楽しい空間ですね。そうこうしているうちに日が暮れてトワイライトタイムになりました。
最上階から見える都会の風景はとても美しかったです。
感動しました。
セールスフォースの社風がフレンドリーでいいですね
フロア内の空気感が常にとてもいい感じです。フレンドリーというか、居心地がいい距離感を保った空間になっていますね。
https://www.salesforce.com/jp/company/news-press/press-releases/2021/12/211201/
には次のような記述がありました。
Salesforce 代表取締役会長兼社長の小出伸一は次のように述べています。
「21年前に日本法人を設立して以来、当社はお客様、パートナー様、コミュニティの皆様に支えられながら、テクノロジーを使って企業とその先のお客様との信頼関係を構築するお手伝いをし、日本のデジタルトランスフォーメーションを支援してまいりました。これからも、皆様からの期待に応えるとともに、『ビジネスは社会を変えるための最良のプラットフォームである』という信念のもと、お客様の成功と社会の発展に貢献してまいります」新オフィスとなるSalesforce Towerでは、場所を選ばずにどこからでも成功する(Success from Anywhere)という当社の新しい働き方のコンセプトに基づき、従業員の声に耳を傾けながら、リモートワークと、人と人とが直接会う楽しさ、自発性、イノベーションを組み合わせた、柔軟性のある働き方を実現していく予定です。
なるほど。
働き方の多様化で、リモートワークも急増しています。
「人と人が直接会う楽しさ」を具現化する場所としてのオフィスがOhanaFloorになったという訳ですね。
Salesforce Towerの感想はGREAT!(グレート)
この先進的なオフィス空間を体験したあと、最後に「セールスフォース」の感想をたずねられました。
大人の社会見学としては最大級の敬意と感謝を述べなければならないと思いました。
そして自分の口から出た言葉は
「GREAT(グレート)」
でした。
単純には「すごい」という感想だったんですが、そのままではあまりに軽すぎたからです。
GREATの意味
Great の意味は、偉大とか大きいとかという形容詞の使い方が頭に浮かびます。ですが、口語では「とってもいい」とか、「すごく良い」という感情を込めた言い方として使われるようです。
ライブなどで名演があったときの称賛の掛け声には「ナイス」とか「グッド」だと社交辞令的だから、それよりも「グレート」が一番伝わるから、本当に感動するくらいよかったときは「グレート!」と言うのがいいよ。
…ということを聞いたことがあります。
実際に、以前Jazzのピアノトリオで外国人のドラマーの演奏に感激したさいに「グレート」と声をかけた後、とてもいい感じでアイコンタクトできたことがあります。なんとなく「この感じは伝わったのかな」と思いました。
以後、最高によかった、すごく感動したよ、というくらいの感想には「グレート」という言葉がしっくりきています。
その意味で、今回の感想をひとことで言うと
「グレート!」
です。
本当にすばらしい体験でした。ありがとうございます。
英和辞典の「GREAT」
https://ejje.weblio.jp/content/great
上記の解説を見てみると、あらためて「GREAT」という意味はけっこう広いですね。日本人にとってはどちらかというとGREATは形容詞という使い方が多いので、自分が発した「GREAT」という意味が正確に伝わっているかどうか微妙かもしれません。
それに「グレート」なのか「グレイト」なのか、発音もあやしいです。
ちなみに、私の使っているかな漢字変換では「グレート」だと「GREAT」に変換してくれますが、「グレイト」だと「Glayと」という変換しかしてくれません(笑)
最後に私のTwitter投稿を貼っておきます。
セールスフォース本社オフィスの感想は「グレート!」でした。https://t.co/xr7B4fViRr https://t.co/lhaxvphneE
— 遠田幹雄@中小企業診断士 どもども (@tohdamikio) December 18, 2022
楽しかった。ありがとうございます。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
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