ウェブブラウザ情報系ソフトやWEBサービスなど

ファイヤーフォックスの高速化にはまず「SQLite Optimizer」を試してみよう

この記事は約2分で読めます。

Firefox_addonホームページを表示するソフトをブラウザという。ブラウザにはインターネットエクスプローラー(IE)、グーグルクローム、ファイヤーフォックスなど多数の種類がある。昨年末、世界でもっとも使われているブラウザはファイヤーフォックスだった。IEを超えた理由は、IEが6、7、8とバージョンが分散していたこともあるが、ファイヤーフォックスの利用者は日本でも増加している。ファイヤーフォックスが使われる理由は、「表示が早い」、「WEB標準」そして「豊富な拡張機能」である。

ファイヤーフォックスの表示は早い。しかし、豊富な拡張機能があるため、次々とアドオンソフトを入れていくことが多く、長く使っていると、だんだんと表示が遅くなってくる。

その原因は、ファイヤーフォックスが記録しているブックマークや履歴等のデータが増加化したり、データの並び方がばらばらになっていったりするとにより、データベースの中身が無駄に肥大化することである。そのためウェブページの表示や、Firefoxそのものの動作が遅くなっていく。

この対策は、データベースの最適化を行うことである。

そのためのツールとしては、「SQLite Optimizer」というアドオンソフトがある。

SQLite Optimizer 0.7.5

Firefox のプロファイルフォルダ直下にある SQLite データベースの最適化を行います。長期使用によるブックマークや履歴などのデータの肥大化と、それによる起動や動作の低速化を防ぎます。

「SQLite Optimizer」は一度設定しておけばあとは自動的にファイヤーフォックスのデータベースを最適化してくれる。そのため、ファイヤーフォックスの表示は安定して高速化する。また、ファイヤーフォックスを長く使っているほど人ほど「SQLite Optimizer」の高速化効果は大きい。

ファイヤーフォックス高速化ツールは他にもある。そのひとつが、「SpeedyFox」。

SpeedyFox」は、ファイヤーフォックスのデータベース最適化のための専用ツール。ダウンロードしたあとに、起動してクリックするだけでデータベース最適化ができる。最適化したいSQLiteデータベースのフォルダを指定することもできるが、基本的には初期設定のとおりでよく、簡単な操作1回で済むのがよい。ファイヤーフォックス3以前のバージョンでも使えるのもメリット。英語版しかないのが難点かな…。