ツイッターのSEO効果を再検討しよう。
ツイッターでは外部リンクに「rel="nofollow"」がつけられ、検索エンジンに対して「このリンクをたどらない」という指示を与えている。つまり、ツイッターで自分宛のリンクをつけても、直接的には「ツイッターでツイートしてもSEO効果は無い」ということになる。
一方で、グーグルのリアルタイム検索結果にツイッターのツイートが3秒程度で表示されるようになったことからも、ツイッターと検索エンジンとの親和性は非常に高いことがわかる。しかも、最新のグーグル上層部から「ツイートの残留効果がSEOに影響を与える」というようなSEO効果を認めるコメントが発表されている。
これまでの検索結果画面を見たり起きている諸現象を考慮し、ツイッターのSEO効果を検討してみると、「SEO効果はある」と考えた方が妥当だろう。それもかなり強い。なぜか?
その大きな理由は「リンクの残留効果」である。
「リンクの残留効果」とは、「rel="nofollow"」がつけられている元記事でも、一次二次と記事引用がされていき波及していくさいに、「rel="nofollow"」のないリンクも多数生まれ、副次的に良質のリンクを創造していくことである。(この現象を一言で言い表す適当な名称がなかったので、遠田が「リンクの残留効果」と命名しました(^^;)
以下は、https://twitter.com/tohdamikioの例で紹介します。
(https://twitter.com/tohdamikioは昨年末よりページランク4です、すごいねツイッター)
ツイッターでの自分のツイートがRTされ伝播されていくと、ツイッター内でソーシャルなリンクが増加する。この段階ではついているリンクにはすべて「rel="nofollow"」がついている。
しかし、ツイッターで発言するかなりの人は自分のブログを持っており、自分のブログでも言及することが多い。結果として、他のブログからの良質なリンクを獲得することになる。
また、ツイッター内のツイートを自動収集するWEBサービスサイトがかなり増加している。たとえば、ツイッターホットエントリーTwib(ツイブ!)、となりったー、URL短縮サービス:twitter(ツイッター)で便利な短縮URL:eeg など、他にも多数ある。これらのサイトからのリンクはほとんど「rel="nofollow"」
がついていないのでSEO効果がある。
※グーグルで「ツイッター tohdamikio」という検索をした結果を参考にしました。
▼検索結果の画面の一部
さらに、ツイログなど自分自身で自分のツイッターの記事を外部化するサイトを活用すると、被リンクが得られる。そしてツイログのリンクは「rel="nofollow"」
がついていない良質のリンクである。
つまり、「上質なツイートは最終的に上質なリンクを得る」。ということである。
上質な情報をツイートすれば、SEOを意識せずとも結果的にSEO効果を発揮できるのということであり、これは「ソーシャルメディア最適化(SMO)」という概念にも通じる。
グーグルのリンクに対する解釈は「サイトの人気に関する投票行動」というソーシャルな意識を重視しており、この考えはページランクの基本概念からもわかるようにグーグル創業時から一貫した姿勢だ。
「rel="nofollow"」 というのは、ブログ成熟期のスパム対策として発明されたタグであり、その解釈は時代の進展とともに、より高度になってきているようである。
これらのことを理解した上で、適切なSEOを施すのがソーシャルメディアの特性を生かしたマーケティングということになる。まだまだ変化の途中なので、回転の早い仮説と検証はまだまだ続けなければならないが…。
▼この記事を書くにあたって参考にさせていただいた記事
■SEOモードさんより
ツイートの残留効果がSEOに影響を与える
Twitter SEO – ツイートを最適化する9つのポイント
■SEO薬箱さんより
SEOを中心にEC戦略を考えるWebマーケティングブログ(SEO対策の薬箱)
Twitterでマーケティングを始める8つのポイント
※いつも上質でわかりやすい記事提供ありがとうございます>藤井さん
■SEOトリック:検索エンジン対策講座より
Twitterを使ってSEO対策をする方法
■ITコーディネーター 水谷さんコラム|日本“元気印”増産プロジェクト|IT・レンタルサーバーでビジネスと地域を応援!より
【第9回】ツイッターで人が集まる仕組みを作る
■経営革新の女王ティアラ☆挑戦の日々☆より
ツイッター初心者がツイッターを語る
ありがとうございます。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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