能登有料道路今浜IC近くに「あい物」という蕎麦屋がある。この蕎麦屋のご主人は、金沢市末町にあった末野倉という蕎麦の名店で蕎麦を打っていたが、地元に戻り数年前に開店した。店名が「あい物」なのはご主人の名前が四十物(あいもの)一雄さんだからだという。
蕎麦のメニューはシンプルだが、遠田が好きな大根おろし汁で食べる蕎麦「高遠おろし」がある。「高遠おろし」は大根おろし汁をベースにした出汁で食べる蕎麦だ。
「あい物」の高遠おろしは大根おろし汁と出汁を別々にだしてくれるのがいい。大根おろし汁はきれいな紫色で、長野県の珍しい辛味大根だという。辛味の調整は大根おろし汁と出汁の調整を自分ですればいい。遠田は、大根おろし汁をベースに出汁をほんの少し入れて食べた。
蕎麦は細麺だが腰がしっかりしており、しっかりと噛みごたえがある。それでいて上品で仕上がりのきれいな職人さんが打った蕎麦だなぁと感じた。
手打ちそば
あい物
石川県羽咋郡宝達志水町今浜北15番地
電話0767-28-3653
なお、あい物の場所は今浜インターチェンジのすぐ近く。今浜ICを通過するとき料金所では240円支払う。その料金所がある今浜ICで降りて、蕎麦を食べてからまた今浜ICから乗った場合の料金は100円と140円なので合計額はまったく同じ240円になる。
金沢と能登を行き来するさいにちょっと昼食に寄るのにも便利。なお、同じく蕎麦で有名な上杉もこの店のすぐ近くにある。どちらの店もいい蕎麦を出しているので食べ比べるのもいい。
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