IPアドレス

IPv4の中央在庫がついに枯渇、日本でもIPv4は夏までに枯渇する

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Ipv4世界のIPアドレスを管理している「IANA」のIPv4アドレスの在庫が2月3日で、ついに枯渇した。日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は、日本におけるIPv4の枯渇は3ヶ月から6ヶ月後と予測しており、遅くとも夏ごろまでに枯渇するだろう。それ以降、日本で新規「IPv4」取得はできなくなる。インターネットのアドレス管理はIPアドレスで行っており、現行の「IPv4」の在庫がなくなることで、ついに今年は大きな転換点を迎えることになる。

IPアドレスがないとインターネットに接続できなくなる。

今後は「IPv6」という新たな規格に切り替わっていく。「IPv4」のアドレスは約43億個あったが、次世代の「IPv6」は約340×10の36乗個と桁外れに多い。

この差はとても大きく、「IPv4」がゴルフボールの大きさだとすると、「IPv6」の大きさは太陽の大きさほどあるというくらい桁外れに大きいため、枯渇の心配はないといわれている。