グーグルアドワーズのキーワードツールではキーワードごとの月間検索数が表示される。昨年より、ヤフーの検索結果もグーグルと同じになっている。だからグーグルアドワーズの月間検索数はヤフーでの表示回数も含まれているのではないかという疑問を持つ人も多いだろう。しかし、グーグルではグーグルでの検索結果だけを表示している。グーグルヘルプフォーラムの「キーワードツールの月間検索数について」にて質問されているが、明確に回答されていた。
では、ヤフーの検索結果に表示される月間検索数を調べる方法はないのか?
実は、Yahooにも同じようなキーワードツール(Yahoo キーワードアドバイスツール)が2010年の10月から提供されている。
→こちらを参考に http://blogs.yahoo.co.jp/listing_ads/19246939.html
なお、ヤフーのキーワードアドバイスツールを利用するには「Yahoo! JAPANビジネスID」が必要になる。設定が少しやっかいなのと「Yahoo! JAPANビジネスID」は呪文のような文字列と長さなので、すでに使用している「Yahoo! JAPAN ID」と統合処理をすませてしまい、「Yahoo! JAPAN ID」でログインしたほうが便利である。
ログインして、Yahoo!リスティング広告の「クライアントセンター(スポンサードサーチ/インタレストマッチ)」をクリックすると以下のような画面になる。
左の列内にある「キーワードアドバイスツール」をクリックすると、月間検索数などを調べることができる。
いくつかのキーワードでヤフーとグーグルで調べたところ、一般的なキーワードでは、ヤフーのほうがグーグルよりも1~2割ほど月間検索数が多い。逆に、IT系やWEB系など技術的なキーワードではグーグルのほうがヤフーより多いという逆転現象も見受けられた。
ネットショップなどで扱う一般的な商品などでは、おおむねヤフーがグーグルの1~2割ほど月間検索数が多いということで概算しておいてもよいかもしれない。
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遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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