オヤジギャグ(^^;道の駅

輪島駅はオヤジギャグ満載の道の駅だった(輪島段駄羅は五七調の言葉遊び)

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輪島駅にはオヤジギャグが満載輪島駅は、のと鉄道の穴水以北が廃線になった2001年から「汽車が来ない駅」になりました。
今では道の駅「ふらっと訪夢」としてバス停となり、飲食店や小売店など商業施設も集積し、形が変われど人が集まり賑わいを感じるところになっています。
この「ふらっと訪夢」というネーミングは「プラットホーム」をもじった言葉遊びでしょうね。プラットフォームには「駅」という意味がありますのでなかなかシャレた名前です。
その輪島駅「ふらっと訪夢」にはオヤジギャグが満載です。駄洒落っぽい垂れ幕がたくさん掛かっていました。

輪島駅はオヤジギャグ満載の道の駅

輪島段駄羅という言葉遊び

この川柳もどきのオヤジギャグというかダジャレというか五七調の言葉あそびは、輪島段駄羅というそうです。

五・七・五の俳句や川柳と同じような語呂合わせですが、
中の七に2つの意味を持たせているのが特徴です。

輪島段駄羅

その輪島段駄羅のひとつは…

「また潜る、海女、息吸って / 甘いキスって、恋の味」

なるほど、この前と後ろの2つの意味は、えらく違いますね。(笑)

他にも

「愛してる、私といてよ / 渡しといてよ、請求書」

というのもありました。

輪島段駄羅の垂れ幕

この他にも名作がたくさんありました。ぜひ「輪島のふらっと訪夢」にきてお確かめください。

段駄羅はウィキペディアでも紹介されています。

段駄羅 (だんだら)は石川県能登半島の輪島で、漆塗り職人の仕事場を中心に、かつて大流行した五七五の短詩型文芸で、言葉の二重構造を楽しむ言葉遊びのこと。形の上では俳句や川柳と同じく五七五であるが、中の七音が二つの異なる意味を持って、上の五音と下の五音につながる構造をしている。
もじり句ともいう。江戸時代に始まった文芸で、300年近い歴史を持っている。最近、能登地方の人々を中心に見直され、復活の兆しが見られる。

この引用元のウィキペディアには他の段駄羅作品が掲載されていますので、興味ある方はご覧になってみてください。

輪島は終着駅ではない(笑)

ちなみに汽車が走っている頃の輪島駅は終着駅でした。だから駅の看板の次の駅の名前はないはずです。

しかし、いつのころからか隣の駅名が「シベリア」になっていました。もともとは学生のいたずら書きだったようですが、いつしかこの看板が話題になり、そのまま「シベリア」と表記されるようになったといういわくつき。

現在の輪島「ふらっと訪夢」では、この看板は健在です。輪島駅にはオヤジギャグが満載

絶好の記念写真撮影スポットになっています。ひとりで撮影できるようにセルフ三脚でスマホをセットできるように用意されているのがにくいです。

私も一枚撮影しました。(^^)v

道の駅には人が集まりますね。輪島駅の看板があるプラットフォームはこの奥の左にあります。

輪島駅にはオヤジギャグが満載

輪島塗で有名な輪島ですが、輪島塗だけでなく伝統的工芸品以外にも独特の文化や風習には深い味わいを感じますね。

くすっと笑える遊び心を満載している輪島の「ふらっと訪夢」。いつかはタモリさんのブラタモリ(NHK番組)で取材されて全国放送されることを期待しています。

ブラタモリに輪島が登場することになりました(2022年7月5日追記)

ついに、ブラタモリが能登にやってきます。しかも2週連続放送だとか。

7月16日(土)「#能登半島
7月23日(土)「#輪島

能登の広報担当の「能登デスク」さんのtwitterでも紹介されています。

いや~、これはむちゃくちゃ楽しみですね。

NHKに放送予定が公開されていました

ブラタモリの放送予定がNHKのホームページにて公開されていました。

#209「能登半島」◆初回放送2022年7月16日◆
「能登半島~なぜ能登の風景は人の心を打つのか?~」
https://www.nhk.jp/p/buratamori/ts/D8K46WY9MZ/blog/bl/p3BZoRyyd3/bp/p6leqj2pJD/

#210「輪島」◆初回放送2022年7月23日◆
「輪島~輪島塗はなぜ日本を代表する伝統工芸になった?~」
https://www.nhk.jp/p/buratamori/ts/D8K46WY9MZ/blog/bl/p3BZoRyyd3/bp/pEgJM1AJaV/

リンク先を見るとタモリさんが千枚田を背景に写った写真や輪島塗のお椀を手に持った写真が紹介されています。

タモリさんは、千枚田とか輪島塗会館とかにも取材撮影に来たんですね。これは放送が楽しみです。

ちなみに、ブラタモリでタモリさんが石川県に来るのはこれが2回めです。2015年にブラタモリ金沢が放映されており、武家屋敷や近江町市場などにタモリさんが訪れています。そのさいには「しましまにしまっしま」という金沢弁のギャグも飛び出しているので、能登版でも輪島段駄羅をネタにしたようなオヤジギャグをかましてほしいです(笑)

ブラタモリの金沢編は
https://service-news.tokyo/buratamori-kanazawa-10017
のブログ記事の解説がすばらしいので、興味ある方はご覧になってみてください。

ちなみに、ブラタモリで金沢が特集された書籍を購入しました。「ブラタモリ(1)長崎 金沢 鎌倉」という単行本で2016年7月29日発売のものです。

▼ブラタモリ(1)長崎 金沢 鎌倉
tamorikanazawa.jpg

能登編の放送前に読んで予習しておきたいと思います。