ペルソナとはマーケティング手法のひとつで「究極のたったひとりのお客様」を想定するという、とても絞り込んだ顧客ターゲットの設定方法である。
そのペルソナが満足してくれるように自社の商品やサービスを最適化しようというということだ。
顧客像がひとりなのでニーズがぶれない。ペルソナが満足してくれれば、ペルソナによく似た行動特性のお客様たちに対しても同じように満足してもらえるだろう。
ペルソナ
たったひとりのお客様に絞る
▼ペルソナ設定シートの例
このペルソナ設定シートは「究極の顧客絞込みはたったひとりのペルソナを満足させること、WEBサイトのペルソナを設定してみよう」より引用しました。
ペルソナの設定は、氏名、年齢、性別、家族構成、住所などの属性情報だけでなく、価値観や行動特性も表す必要がある。趣味やライフスタイル、好きなこと嫌いなことなどを具体的に設定していく。
価値観やライフスタイルに関することが重要
重要なのは、属性情報よりも価値観やライフスタイルに関することが表現されているかどうかだ。単にアラサー独身女性という属性情報だけで表現しても、そのような方が、同じ価値観でライフスタイルや行動特性が同じとはいいきれない。もっと絞り込むためには、より感性に近いところで共感できるような物語なども必要になる。
顧客と当社とのゴールイメージ
そして当社との関係性についてのゴールイメージを描いていく。
ペルソナをしっかりとイメージし設定できれば、あとはそのペルソナに向けて、商品もサービスも最大限の価値提供ができるように日々努力していくことが大事なことである。
なお、ペルソナの設定が間違っている場合もある。しばらく時間がたって、どうも設定したペルソナが違っているぞ…と感じたら、もう一度あらたにペルソナを設定しなおすのがよい。また、そのような違和感を感じることができるのもペルソナを設定した効果のひとつであるといえる。
当社の顧客は誰なのか?というペルソナ設定ワーク
ある勉強会で「当社の顧客は誰なのか?」というターゲッティングやセグメンテーションのツールとして、ペルソナを使ってグループワークを行なったことがある。
ペルソナの氏名にもいろんなアイデアがあって、「初恋の人」だったり、「商品をイメージする名前」だったり、「ワーク参加者4人の漢字一文字づつをとって作った4文字の名前」だったり、想像力を感じる設定だった。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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