経営セーフティ共済と小規模企業共済は中小企業者のための2大共済といわれている。
いずれも中小企業基盤整備機構が運営している共済である。中小企業経営者としては、経営のための自賠責保険みたいなもので、ぜひとも加入してほしい共済である。税制面でかなり優遇されているので、制度の内容を一度詳しく検討してみることをおすすめする。
中小企業基盤整備機構が運営する中小企業者のための共済
経営セーフティ共済(旧名は中小企業倒産防止共済)
経営セーフティ共済は平成23年の10月に改正法が施行され制度拡充になっている。主な改正点は以下のとおり。
・共済金の貸付限度額が8,000万円に引き上げられました。
・掛金の積立限度額が800万円に引き上げられました。
・掛金月額の上限額が20万円に引き上げられました。
・共済事由に「私的整理」が追加されました。
・償還期間が貸付額に応じて設定されました。
・早期償還手当金が創設されました。
・前納減額金の受取り方法が掛金口座への振込みになりました。
・加入時の申込金が不要になりました。
・一時貸付金の貸付限度額が760万円に引き上げられました。
利益がでている中小企業者にとって、経営セーフティ共済は「節税目的」としても活用できるのが隠れた魅力である。詳しくは、中小企業基盤整備機構の経営セーフティ共済の制度説明を読んでみるとよい。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
お問い合わせは電話ではなくお問い合わせフォームからメールにておねがいします。新規の電話番号からの電話は受信しないことにしていますのでご了承ください。
【反応していただけると喜びます(笑)】
記事内容が役にたったとか共感したとかで、なにか反応をしたいという場合はTwitterやフェイスブックなどのSNSで反応いただけるとうれしいです。
遠田幹雄が利用しているSNSは以下のとおりです。
facebook https://www.facebook.com/tohdamikio
ツイッター https://twitter.com/tohdamikio
LINE https://lin.ee/igN7saM
チャットワーク https://www.chatwork.com/tohda
また、投げ銭システムも用意しましたのでお気持ちがあればクレジット決済などでもお支払いいただけます。
※投げ銭はデジタルコンテンツ購入という通販のしくみにしました。
※投げ銭は100円からOKです。シャレですので笑ってください(笑)