ChatGPT4のコードインタプリター(CodeInterpreter)機能が便利です。ワードやエクセルなどの自分で作成したファイルをアップロードし、その情報を参照して校正校閲や要約などをChatGPTにしてもらうことができます。
これまでこのように参照できるのはホームページのURLやユーチューブ動画のURLなどインターネット上の情報だけでしたが、自分オリジナルのファイルを参照できるということは活用範囲がぐんと広がります。
ChatGPTのコードインタプリター(CodeInterpreter)
ChatGPTのコードインタプリター(Code Interpreter)機能を使う方法について備忘録がわりに記録しておきます。
※コードインタプリター(Code Interpreter)は名称変更が8月29日に実施され、「アドバンスド データ アナリシス(Advanced Data Analysis)」になっています。機能的にはそれほど変化がないようです。
まず「Codeinterpreter」をオンにしておく
コードインタプリター(Code Interpreter)機能は有料版(ChatGPT PLUS)でしか使えませんが、有料版でも設定を変えないと使えません。
まずは、設定画面でコードインタプリター(Code Interpreter)機能をオンにしましょう。
Code Interpreterの部分を右にスライドすると機能が「オン」になります。上記のようになればOKです。
GPT-4を選択しCode Interpreterにチェックを入れます
Newchatをクリックし、「GPT-4」を選択するとプルダウンメニューが表示されます。「Default」ではなく「Code Interpreter」にチェックがつくようにします。プラグインではありませんのでご注意ください。
なお、「Code Interpreter」が表示されない場合は設定がうまくいっていないと思われます。もう一度ChatGPTの設定を確認してください。事前に「Code Interpreter」を「オン」にしておく必要があります。
参照したいファイルをアップロードします
参照したいファイルをアップロードします。エクセルでもワードでも使えます。
ファイルアップロードの後にプロンプトを記入します
以下の画面は、Book1.xlsxというエクセルファイルをアップロードして、このエクセルから顧客マスタの案を作成させてみようと試してみたものです。
ちゃんと内容を読んで対応してくれているようです。
このように、特定のファイルをアップロードしてから、そのファイル内容に対しての校正・校閲をさせたり、要約させたり、あらたな提案をさせたりすることができるようになります。
生成AIガイドラインの校正校閲をしてもらいました
今度はワードのファイルで試してみました。
ちなみにここで校正校閲を依頼したのはワードで作成してあった「生成AI活用ガイドライン」のファイルです。
ちゃんと校閲してくれていますね。これは便利です。
参考までに、生成AI活用ガイドラインの原文内容は上記のなかに記載されています。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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