グーグルアナリティクスが新バージョンに移行するタイミングが遅れている。遅れている理由は「PDFレポートメール」など旧バージョンで使われていた便利な機能の実装が遅れていることも大きい。しかし、3月1日からのグーグルのポリシー変更に伴う仕様変更にも手を取られているようである。
グーグルの今回のポリシー変更では、グーグルのすべてのサービスでポリシーが共通になり共有化されるということである。
グーグルアナリティクス日本版公式ブログでは「Google のプライバシーポリシー変更が Google アナリティクスに与える影響」という発表があった。
重要なポイントは、
今回のプライバシー ポリシー変更による、Googleアナリティクス
ユーザーにとってのただ一つの変更点は、ユーザーが、Googleアナリティクスのインターフェース上でどのようなことを行ったか、という情報が、
Google の他の製品やサービスとの間で共有されることがある、ということだけです。
というところである。
グーグルのサービスとえば、「google検索」「gmail」「google+」「ピカサ」「グーグルカレンダー」「グーグルドキュメント」「アナリティクス」「ウェブマスターツール」「アドワーズ」など、とてもたくさんの便利な機能がある。ほとんどが無料で使えるものばかりだ。
これらのWEBサービスのポリシーが共有化されるということは、例えば、カレンダーやアナリティクスでの設定変更はgmailに表示される広告やグーグル検索結果に表示される広告や順位決定にも変化を及ぼす要因として使われるかもしれないということである。
すでに、グーグルなしではWEBを使えないくらい依存している状況である。すべての情報をグーグルに渡しているみたいなものだから、そのすべての情報を横断的に利用されるということは非常に合理的である。
このことには2つのポイントが心をよぎる。
利用者としては、「もっと便利になっていく」という期待感。
もうひとつは「グーグルは邪悪になりはしないか」という恐怖感である。
とくに2点目が気になる。フェイスブックが利用時間でグーグルを追い越し世界一になった2年前から、グーグルはWEBの世界の覇権争いを異様に気にしているようにみえる。手段を選ばずとにかく圧倒的に世界一に君臨し続けたい…というような行動も見受けられるようになってきた。
グーグルは「世界中の情報を整理する」という理念のもの素晴らしいWEBサービスを展開してきた。一方で「邪悪になるな」という自戒も自ら公開し、紳士的な存在であることも周知の事実である。
紳士的でやさしいグーグルに進化していくことを期待したい。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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