無線LANやWi-Fi接続

停電はwifiルーターの設定情報を消してしまうことがある、雷やブレーカー落ちに注意しよう

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Whrg300nフレッツ光ネクストに変えてから快適な通信環境だったが、突然つながらなくなってしまった。原因は暖房などで電気を使いすぎてブレーカーが落ちたときにwifiルーターの設定情報が消えてしまったことだ。この原因をつかむまでに時間がかかったのと修復するのにも時間がかかった。
光ネクストの場合、ホームゲートウェイにプロバイダ設定をしてインターネット接続をするが、wifiルーター側でプロバイダ設定をしても接続できる。

停電で設定が消えることがある

光のホームゲートウェイを設置

1週間前の光開通工事のときNTTから設定に来てくれたサービスの人は、ADSLモデムをはずして光のホームゲートウェイを設置した。それはそれでいい。

ひかりホームゲートウェイ

しかし、光ネクストを使うなら、wifiルーターではなくホームゲートウェイにインターネット設定をしたほうがいい。

ホームゲートウェイにインターネット設定する

Whrg300ntateADSLモデムとwifiルーターをつないでいたときはwifiルーターにプロバイダ情報を設定していた。この機会に光のホームゲートウェイの方にプロバイダ情報を設定してほしかったのだが、それをしていなかった。

wifiルーターのほうにプロバイダ設定が残っている状態だと単に光のホームゲートウェイとwifiルーターを接続すれば、インターネット接続が完了する。これは楽だ。

しかし、この設定ではホームゲートウェイにある4つのLANポートがまったく使えない状態になる。ホームゲートウェイに直結したほうが通信速度が早いのだが、この状態ではすべてwifiルーター経由でないと接続できない。ポートの数も制限されるし、せっかくの速さもいかせない。これは不便である。

設定方法を変更

今回の設定情報が消えてしまった事件のおかげで、この不満だった接続方法も設定しなおすことにした。

まず、ホームゲートウェイの方にプロバイダ設定を記入し、LANポートでインターネット接続ができるようにした。NTTのホームゲートウェイの設定はパソコンとLANで接続したあとhttp://192.168.1.1/」をブラウザで開くと設定画面が現れる。ひかり電話の設定などさまざまな設定ができるようだが、よけいなところはさわらずにインターネット接続の部分だけを設定する。

無事に設定ができれば、その設定中のパソコンはインターネット接続ができるようになる。接続速度を調べてみると恐ろしく早かった。

SPEED 2.5 (speed.rbbtoday.com)
計測日時 : 2012年2月11日土曜日 20時20分59秒
下り(ISP→PC): 61.74Mbps
上り(PC→ISP): 25.51Mbps

下り61.74Mbpsにはびっくり!
やはり直結が一番早いんだ、と実感した。

そのうえで、wifiルーターの設定情報をリセットして、あらたに設定しなおした。バッファローのwifiルーターはどの製品も「http://192.168.11.1/」で接続できる。WHR-G300Nもそうだった。ユーザー名は「root」でパスワードは無しというのが初期設定になっている。設定をすませてホームゲートウェイとLANで接続してwifi環境は復元。

▼インターネット接続機器の構成図
インターネット接続機器の構成図

wifiで接続すると上下速度は18Mbps程度になるが、実用上はこれでも十分早い。