林農産の田フェスに行ってきました。田フェスの正式名称は「田んぼのフェスティバル」です。もう20年くらい実施されている収穫祭イベントで、コロナ前は稲刈りした田んぼに特設ステージを作って実施していました。コロナと悪天候対応を考慮してあるのでしょうね、ライスセンターの建物内をメイン会場にし、屋外スペースと連携した会場設定になっていました。
林農産の田んぼのフェスティバル
手作り感のあるイベントには味がありますね
会場は、石川県野々市市にある林農産の店舗の裏側です。イベント設営をプロに頼むわけでもなく、仲間たちが集って実施している「手作りイベント」のイメージがありますが、とてもほのぼのとしているし、けっこうな規模感がありますす、すごくいい感じです。
午後5時すぎに開場・開演でした。林農産の林浩陽社長のスピーチや農業者仲間のバンドで和気あいあいとした雰囲気でスタート。明るい時間帯にははしごの演技がありました。
農業者仲間のバンドのレベルがとても高くて、まるでプロミュージシャンのようです。この日は、ギター、ウッドベース、バンジョー、パーカッション、テナーサックスなどの構成で楽しく演奏していました。
新米のにぎりめしを振る舞ってくれました
今年収穫したばかりのお米でにぎりめしを振る舞ってくれました。
お米は「ハナエチゼン」という早生品種で石川県内ではもっとも早く稲刈りされるお米です。おそらく稲刈りしたのはつい数日前だと思います。
日が落ちて涼しくなってきたころが最高潮
夕暮れ時に始まった田フェスですが、日が暮れてからが本番です。
開場のライスセンターの中に入り切らない人たちもいて、外のテーブルにもたくさんの人の輪ができていました。
沖縄音楽のバンドがトリを務めていました。イーヤーサーという沖縄っぽい掛け声に合わせて歌って踊ってという楽しい会でした。
最後は全員で踊ってました。
「祈り」があるのが祭りやフェス
楽しいイベントでした。農業者の収穫祭っていうのは、「祈り」を感じます。無事に収穫できた喜びをこうして発散する場としたのでしょうね。そして、顧客とのコミュニティがとても強いなーと感じました。来場しているお客様は林農産のお客さまだったり関係者だったりするわけですが、約200人近い多数のひとたちがこうして交流できるのはとてもすばらしいです。
ちなみに、イベントとフェス(祭り)の違いはなんでしょう?
「祈りがあるのがフェス(祭り)」だ、と教えられたことがあります。
単なる販促イベントと違い、フェス(祭り)には主催者側にも参加者側にも参加する理由があります。それが絆(コミュニティ)ではないかと思います。
林農産の田フェスには「祈り」も「コミュニティ」もしっかりと感じることができました。
当日のライブ配信
農業界のユーチューバーとしても有名な林浩陽さんは、当日の様子をライブ配信していました。すでに6000回以上の再生がされています。すごいですねー。
林農産
https://www.hayashisanchi.co.jp/
〒921-8833 石川県石川郡野々市町藤平160
076-246-1241
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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