伝統と文化

花嫁のれんは七尾市一本杉通りでGWからの2週間しか見られないる美しい伝統文化である

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ぬのや仏壇の花嫁のれん
七尾市一本杉通りといえば「花嫁のれん」が名高い。一本杉通りを中心として、百枚以上の花嫁のれんが小売店などの店頭に飾られる。イベントも盛りだくさんで、花嫁道中も行われ、観光客も数多く訪れる。今年は4月29日からスタートして5月13日まで。
全国でも七尾市にしかないのが花嫁のれん展である。この花嫁のれんの写真は、ぬのや仏壇の店内で展示されていたものである。

花嫁のれん
幕末の頃から加賀藩の市民の風習となったのが花嫁のれん。
花嫁は嫁入りの際、玄関先で実家と婚家の水を半分ずつ混ぜて飲み干し、実家の紋を入れた花嫁のれんを嫁ぎ先の仏間の入り口にかける。婚家の仏壇の前で手を合わせ「どうぞよろしくお願いします」とお参りしてから結婚式が始まる。
花嫁のれんの色や柄には時代ごとに変化があり、麻や綿のものも見られるが、多くは絹で加賀友禅の手法が用いられたのが伝統技術継承の一因だろう。