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地域活性化インターチェンジという施策でできたのが北陸高速道路の白山ICである

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白山IC
北陸高速道路の白山ICはゴールデンウィーク直前に完成し開通した。白山ICの場所は金沢西ICとは約2キロほどしか離れていない。また白山ICは、ETC出入口がある徳光PAと約3キロほどしか離れていない。白山ICの前後にはすぐ近くにすでにIC(インターチェンジ)があった。なぜ、白山ICができたのかというと、「地域活性化インターチェンジ」という施策を利用し、地方公共団体(石川県など)が道路整備を行なったものだ。

白山IC整備の目的は周辺工業団地のアクセス改善という面が大きい。白山IC近くには工業団地があり多数の工場から大型トラックなどの出入りがあるため、インターチェンジが近くにあることは大きなメリットになる。同時に渋滞緩和にも効果があり、周辺住民の負担軽減も期待できる。
さらに、石川県が金沢港近辺で整備を進めている工業団地へも海側環状道路を使えば一直線になるためアクセスの利便性はかなり向上が見込まれる。
白山ICにより、周辺の渋滞緩和や観光客増加などもそれなりに期待できるが、白山ICの設置によりもっとも大きな目的は「工業振興を図ろう」ということ。それが石川県の狙いであろう。
白山ICと海側環状道路

地図を見ると白山ICと既存ICが近いことがわかる。(この地図は徳光PAのショップ玄関口にあった地図を撮影したもの)