マルカワみその杉樽は130年前からのものがある。創業が江戸時代(1772年)の米作り。すでに事業をはじめて230年以上経っている。本格的に味噌作りを始めたのは大正3年、河崎家の6代目がチェンジマネジメントをして米作りから味噌作りに転換したからだ。以来、味噌や麹を作る食品製造業となったのがマルカワみそである。
現在は、有機JAS認定のオーガニック味噌を作る味噌工場として知る人ぞ知るという小さな巨人的存在の味噌屋になっている。
越前市のマルカワみそ
杉樽で味噌を仕込んでいる
マルカワみその杉樽と一緒に写っているのは、現社長(9代目)の長男の河崎さん。河崎さんは28歳の若さで営業や事務方を担当している。弟さんが工場の製造を担当しており、兄弟で役割分担もうまくいっている。このように若い10代目が事業継承しており、いい意味での家族経営で展開している味噌屋がマルカワみそである。独自の展開で切り開いてきた味噌屋がこれからそんなビジネスを展開していくのか楽しみである。
▼北陸三国志ネット交流会として、マルカワみそ工場見学をしました。
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