福井県の商工三団体などの支援機関の職員を対象としたセミナが福井問屋センターで行なわれた。組織横断型専門性向上研修会といい、今回のテーマは６次産業化、ズバリ農業である。商工関係の支援担当者にとって農業者との接触は少ないため、基礎的知識もそれほど多くない。そこで、６次産業化について遠田が９０分程度の説明を行ない、その後、福井県内で活躍している農業関係者のパネルディスカッションを行ない、６次産業ビジネスの知識を深めてもらった。
セミナが行なわれた福井問屋センターの外観。１階にはカフェレストランもある。
パネルディスカッションの３名は
株式会社三国アグリテクノ 安栗嘉雄氏
企業組合ファームまぁま喜ね舎（きねや） 松田千鶴子氏
Cafe Name Ono 二見裕次氏
で、それぞれが歩んできたビジネスの経緯と今後について話してくれた。
その後の意見交換でも、多様な農業の展開やカタチが示されたのがよかった。
今回の組織横断形専門性向上研修会の企画は中小企業団体中央会で、福井県中小企業団体中央会は福井県での中央会は農商工連携でも６次産業化でも中核的な支援をしている機関である。
福井問屋センターの建物の前には大きなシンボルタワーがある。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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